いくら夏でもさすがに寒いわ ページ27
でも今の言葉だけでチャラになるほど私の足も安くはない
片手に持っていたバケツに海の水を汲む
『…無限、解いてなさいよ…解いてなかったら絶交だかんっ、ね!!!』
悟「は?っぶあぁ!?!?ぅえほっげほっ!!な、何すんだこのバカ!!!」
バシャンと大きな音を立てて投げかけたバケツの水が五条の顔面にかかる
驚きだ…無限で防ぐと思ったけど…可愛いところあるじゃん!!
『これでチャラにしてあげる!ていうか別に無限で塞いでも想定内だったのに…
もしかして、Aちゃんとの絶交がそーんなに嫌だったのかにゃ〜?』
悟「はっ!?んなわけねぇだろ頭沸いてんじゃねぇの!?」
『分かってる分かってる〜ごじょーくんはツンデレさんだもんね〜!』
悟「こんっのぉ…!!調子乗んっ、な!!!」
『ふぎゃっ!?!?』
こ、こいつ!!やり返してきやがった!!
ていうかおかげさまで服ビショビショなんですけど?!これ水着じゃないから乾かすの大変なのに!!
『けほっけほっ…!ちょっと!やり返してくるとか有り得ないんですけど!!服ビショビショだし
どうしてくれんのよ!!』
悟「調子乗るからだぶぁーか!つーか服ビショ濡れなのは俺も一緒なんだよお前のせいで!!」
『元はと言えばアンタが全部悪いんでしょ!!こっちがせっかく譲歩してそれだけで
チャラにしてあげたのに…マジありえないっ!!!』
悟「うあっ!?テメェ!またかけやがったな!」
『ふんっ!クズにはそれぐらいがお似合いよ!せいぜいそのただでさえ見えにくいダッサイグラサン
濡れてさらに見えなくなるとい…あぶっ!?っまたやり返したな!?』
悟「ハンッ!やられっぱなしで終わるかよ!」
そこからひたすらお互い海の水をかけてはかけられの繰り返しをしているうちに
体力が消耗していき、二人して肩で息をしながら座り込む
『はぁっ…はぁっ…な、なかなかやってくれるじゃない…』
悟「はっ…はっ…お前の方こそ、なぁ…」
硝「あ、やっぱここにいた…おい二人とも今何時だと思って…て、なんでそんな2人してびしょ濡れになってんの?」
「 『コイツのせい!!!』 」
硝「……大方察した。」
傑「いくら夏場だからといって、流石に風邪引くよ?もう夜も遅いから二人ともお風呂に入って寝ようね」
悟「へーい」
『あい…』
友達とお泊まりと言えばやっぱ恋バナっしょ→←欠点も他者から見れば長所になる
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桜都葉(プロフ) - え…まって……。好こです…。 (1月19日 12時) (レス) @page41 id: 16abf5aa00 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - メロンのパンさん» どじょうと家電が合体しちゃいました笑ありがとうございます!! (8月7日 12時) (レス) @page4 id: 3c7a92fc04 (このIDを非表示/違反報告)
メロンのパン - どじょうケトルで吹きましたw面白いです!頑張ってください!! (8月7日 8時) (レス) @page4 id: 1fad8f46ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめの | 作成日時:2023年7月28日 0時