検索窓
今日:29 hit、昨日:0 hit、合計:30,358 hit

欠点も他者から見れば長所になる ページ26

ご飯を食べ終え、各自取っておいた部屋に戻る

私と硝子、五条と夏油という組み合わせで部屋割りをした





硝子がそろそろ寝始める準備を始めた時、砂遊び用に持ってきておいたバケツを持って
少し出てくると言って五条達の部屋に向かった

ノックをすると丁度よく五条が出てきて、気まづそうに目を逸らされたが私はしっかり見据える







『ちょっと、時間いい?』


悟「……ん…」







ホテルから出て事故?事件?現場の浜辺をゆっくり歩く

月明かりに照らされた海はとても綺麗だが、夏場と言えど流石に夜の海は肌寒い…


私が足を止めると後ろからついてきていた五条も足を止める








『……まず、シンプルな疑問だけど…なんでわざわざ布捲ってまで私の足を見たの?五条には何の得もないのに』


悟「…ただの好奇心だよ」


『好奇心ねぇ…まぁ美少女Aちゃんの生脚を拝みたいと思ってしまうのはごく自然の原理ではあるけどぉ…』


悟「自称うぜぇ〜………怒ってるなら謝る、ごめん…」







この人、謝るとか出来たのか…お礼も謝罪もまともに出来ない人だと思っていたから
ちょっとビックリである

……今思ったけど、我ながら五条に対する印象最悪だな








『ま、別に怒ってないけど』


悟「なっ、怒ってねぇのかよ!俺の謝罪返せ!」


『怒ってはないけど、ちょっと嫌だったのはほんと…』


悟「……」


『私この足コンプレックスだからさ、五条だからとか男だからとか関係なしに他人に見られたっていうのが
恥ずかしくて…見たなら分かると思うけどブスでしょー?私の足!これで何度男に振られたことか…』








そういや起きたての時私の足見て何か下世話な感想を言っていたような…

いや、多分聞き間違いだな…それにあんまし覚えてないし








悟「…は?どこが?」


『え?』


悟「お前の顔については知らねぇけど、少なくとも俺が今まで見てきた女の中では一番綺麗な足だっ…た……
って今のナシ!!!マジ何言ってんだ俺…今言ったこと忘れろすぐに!!!」


『……やだ、忘れてやんない』


悟「はぁ!?俺が忘れろって言ってんだから忘れろ!!」


『無理でーす!ははっ!』







コイツはどうしようもないクズだし上から目線で外見以外いい男とは言えないけど…

私の嫌なところを初めて褒めてくれた人…恋愛感情を抱くとかは絶対ないけど…



ありがとね、五条

いくら夏でもさすがに寒いわ→←気持ちの整理って大事だよね



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
167人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , さしす組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

桜都葉(プロフ) - え…まって……。好こです…。 (1月19日 12時) (レス) @page41 id: 16abf5aa00 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - メロンのパンさん» どじょうと家電が合体しちゃいました笑ありがとうございます!! (8月7日 12時) (レス) @page4 id: 3c7a92fc04 (このIDを非表示/違反報告)
メロンのパン - どじょうケトルで吹きましたw面白いです!頑張ってください!! (8月7日 8時) (レス) @page4 id: 1fad8f46ee (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆめの | 作成日時:2023年7月28日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。