身分不相応なことはすんなって話 ページ23
悟side
日も傾いてきたこともあって、俺達はホテルの方にチェックインをしに向かった
パラソルをそのままにして来てしまったから、Aが片付けに行く言って俺達はホテル内で待っていた
しかしアイツときたら…
悟「アイツぜんっぜん帰ってこねぇんだけど、片付けにどんだけ手間取ってんだ?!」
傑「確かにあまりに遅いね…」
悟「…ちょっと俺見てくるわ、その辺で倒れられてても迷惑だし」
硝「あんたも大概素直じゃないよね」
悟「なんか言ったか硝子?」
硝「別に〜」
たく、無駄に手間取らせやがって…飯の時デザート全部かっさらてやる
夕日でオレンジ色になっている海にはほとんどもう人はいない
マジでどこいったんだよアイツ…名前を呼びながら浜辺を歩くも返事はなし
あーだんだん腹立ってきた…すると前の方に自分達のパラソルがあるのが見えた
いやまだ片してねぇのかよ!ワンチャン寝てんじゃ……あ?
パラソルが見えたのと同時に、何人かの男子高生らしき者が集まっているのが目に入った
その隙間から横たわっているAが見えた
あー、なるほどね…
「いくら何でも無防備すぎじゃね?これって持ち帰りOKってことでいいよな?」
「面もいいし胸もデッケ〜!超ラッキーじゃん」
「起きた時抵抗してきても堕としゃ問題な 悟「おい、お前ら邪魔」 …え?」
チッ、面倒ごと引き起こしやがって…俺のことを見ると男共は一瞬にして身を小さくした
「げっ、彼氏持ちだったのかよ…」
悟「あ?俺がコイツの?んなわけねぇだろバカにしてんのか、こんな暴力女そもそもそんな目ですら見れねーよ」
「え…じ、じゃあ別にいいんじゃねえか!ちょっと貸してくれたっ…て…ヒッ!?」
何を勘違いしたのかこの男はまだイけると思ってるらしい…
優しい俺はこのブッサイクな男に顔を寄せ、しっかり教えてやる
悟「俺にはコイツをどうこうする権利があるのは当たり前、だって俺はこの女より強いし権力もあるから
でも、お前らにそれがあんのか…?選ぶどころか同じ土俵にすら立てねぇよ
いいか?俺の優しさに感謝してよく聞けよ
コイツはお前らが相手にできる器じゃねえ、自分の顔よく鏡で見直してから女は選べよブス共」
そう言うと、元々気の小さかったブサイク共は一瞬にして散っていった
まぁ俺に言われちゃ言い返せねぇよなぁ、コイツだったら分かんなかったけど…
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桜都葉(プロフ) - え…まって……。好こです…。 (1月19日 12時) (レス) @page41 id: 16abf5aa00 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - メロンのパンさん» どじょうと家電が合体しちゃいました笑ありがとうございます!! (8月7日 12時) (レス) @page4 id: 3c7a92fc04 (このIDを非表示/違反報告)
メロンのパン - どじょうケトルで吹きましたw面白いです!頑張ってください!! (8月7日 8時) (レス) @page4 id: 1fad8f46ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめの | 作成日時:2023年7月28日 0時