Secret～A song to give to you～３ (ページ7)

今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:121,281 hit

・ページ7

マネ:A…ごめんっ
事務所いかないといけなくなった

「うん…大丈夫だよ…歩いて帰る」

マネ:ゴメンね…明日10時に迎えにいくから

「はーい、お疲れ様」

マネ:気をつけてね

マネさんはライブ関係とか諸々事務所での作業が多くて帰りは1人のことが多い

運良くタクシー捕まえられれば乗るんだけど
深夜2時3時にもなれば
タクシーなんてほとんどいない

仕方なく歩いて帰ることが多いんだけど

一週間前ぐらいから…誰かにつけられてる気がする

記者みたいな感じじゃなくて…素人な感じ
しかも今日は足音多いし…もしかして人数増えた？

唯一光を灯してるコンビニに逃げ込んで
電話をかける

「もしもし…ママ？ゴメンね寝てる時に
今仕事終わって帰ってるんだけど…うん…1人…
誰かにつけられてる気がして…コンビニにいるんだけど…お迎えお願いしてもいいかな？…うん」

流石にこっから1人で帰るのは流石に怖くて
ママに迎えに来てもらった

妃乃:A、大丈夫？何もされてない？

「ただ付けられてるだけ…何もされてないよ」

妃乃:顔は？！被害届だす？

「顔も見えてないし…後ろ振り返っても姿見えないんだよね」

妃乃:物騒ね、遥輝くんに…言いなさいよ？ちゃんと

「ん。」

家に着いて…

「ママ…ゴメンね…ありがとう」

妃乃:大丈夫よ…明日は何時？

「10時」

妃乃:ゆっくりね…おやすみ

「おやすみ」

お風呂に入って…
オールインワンジェル塗って

寝る準備をして
寝てるの承知で遥輝に電話をかける

遥輝:ん…だれ？

「遥…」

遥輝:A？…どした？

「ゴメンね起こして…
伝えたいことあって」

遥輝:ん…待って…水飲んでくる

ガサッと音がして
ガタッとなんか落ちた気がするけど
ごくごく言う音もして…慌ただしい

遥輝:ん…なに？

「最近…誰かにつけられてる気がして」

遥輝:は？…いつから？

「一週間前ぐらいから…
何も無いけど視線感じるし…足音するし
家の前までするから…多分」

遥輝:マネさん送ってくれてるんやないん？

「今…忙しくて事務所籠ったりで
帰りは1人のことが多い…タクシー乗れる時は乗るけど…時間帯なのかわかんないけど基本いないし
人も車もいないし…余計怖い」

遥輝:被害届は？

「確証ないし…言えないかな
今日は複数の足音したから…流石に怖くて
コンビニ入って迎えに来てもらった」