Secret〜A song to give to you〜2

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龍:まだかな？遥輝

妃乃:落ち着きなさいよ笑

遥輝:遅れました！

龍:遥輝！こっちこっち

遥輝:笑

「お疲れ様」

遥輝:ありがとう

ホテルの最上階にあるレストラン
Aの隣に座って会は始まる

龍:それにしても今日は大活躍やな
やっぱAのおかげか？笑

遥輝:そうっすね

「やめてよ…」

遥輝:照れてるん？

「早く食べなよ…明日早いんでしょ？」

妃乃:もー素直になりなさいよ笑
ホントは試合後に会いに来てくれて嬉しいくせに笑

遥輝:そうなん？

「ママ！///」

妃乃:ふふっ

この1週間で大分進歩したみたいで
Aも楽しそうや

龍:A…今日はよく食べるな

「今日はなんでかムカムカしないの！」

龍:そうか…いっぱい食べないとな笑

「うん…」

妃乃:遥輝くん！今日のヒーローインタビューかっこよかったわ〜

遥輝:あは…

龍:恋人じゃないのか？

遥輝:まぁ…3ヵ月前に振られましたけどね？

妃乃:なんで！

「あの人にバレたから…応える事なんてできなかったんだもん」

龍:今はもう大丈夫じゃないか！付き合っちゃえ！

「でも…はる北海道だもん…遠距離やだ」

頑なに嫌がるのはそれが理由か…

妃乃:北海道に住めばいいじゃない

3人:え？

妃乃:Aに仕事させるつもりは無いわー
この前の雑誌は移籍記念にしたものであって
アーティスト活動しかさせないつもりよ？
まぁたまにモデルの仕事もしてほしいけど

「それって…」

妃乃:だから…音楽作るのは北海道でもできるでしょ？モデルの仕事は遥輝くんが東京遠征の時ぐらいでいいし…Aもそれなりにお金持ってるししばらく働かなくても大丈夫よ

「でも…事務所のためにも稼がないと」

妃乃:馬鹿にしたわね！まだまだ私は現役よ！
私一人で十分稼げるの笑

龍:それに俺たちに甘えるって約束したのAだろ？まぁそんなに芸能活動したいのなら別だけど
しばらくは遥輝のそばに居なさい

「パパ…」

龍:それにー？多分…
遥輝がバシッと決めてくれるやろーし

妃乃:段々声小さくなってるけど？笑

遥輝:そこは大丈夫っす！
Aはどうしたい？

「遥の側にいてもいいの？」

遥輝:お前…今日の俺の活躍見てへんの？
お前がいるからあんだけ打てるんやで？

「遥の側にいたい」

妃乃:もぅ！やっと素直になった
実はさっき監督さんに言っちゃって

遥輝:え？

妃乃:うちの娘がお世話になりますって

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