秘密 (ページ19)

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＊ 19 KEN ページ19

1週間の出張から彼女の喜びそうなお土産をたくさん買って帰った。
KEN『ただいまー^ ^』
YOU『おかえりなさい^ ^ お疲れ様。』
玄関で笑顔で迎えてくれるAを見るといつもホッとする。
荷物を置いて玄関で彼女を強く抱きしめて激しくKissをした。
YOU『どうしたの…』
離れたくちびるから少し驚いたAの声。
KEN『欲求不満(笑)ごめん…』
大学で初めてAを見てからずーっと好きでそれは結婚しても変わらず。
でもいつも不安になる時がある…いつか俺のことをキライになるんじゃないか？ほかに好きな人が出来ていなくなるんじゃかいか？とか。
俺おかしいのかな？Aはいつもそばに居てくれるのに…
こんなこと考えてるなんて誰も知らない。
その不安を軽くするためにAの前でカッコ悪い所は見せたくない。
久しぶりに2人で食べる夕食の時間。
いつもより輝いて見えるAが楽しそうに仕事の話をしてくれた。
KEN『やっぱ仕事好きなんだな^ ^ 』
YOU『お家のこともしっかりやるから…続けてもいいかな？』
KEN『いいよ。俺、出張多いし、寂しい思いさせてるから…』
YOU『ありがとう(^^)ケンタロウ大好き！』
その夜、また不安を抱えながらAと愛し合った。子供を欲しがっていたのに今日は付ける俺を止めなかったA。