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家に帰りたくなくても戻る場所は家しかなかった…
帰るとまた留守番電話のボタンが点滅してる。
再生する
？『あなたより私の方が彼を理解してる！奥さんってだけで愛されてると思わないで…』
消去…でも心の中にずーっと突き刺さる言葉。
チャンミンさんの前であんなに泣いたのにまた涙が溢れてきた。
そんな時ケンタロウから電話が掛かってきた。
KEN『もしもし(^^)？A、やっとつながったー。もしもし？A？』
YOU『…はい。』
KEN『どうした？体調悪いの？』
YOU『ううん…大丈夫だよ。ごめん、ちょっと疲れてて…ケンタロウ、今1人？』
彼の横に電話の声の女の子がいるような気がして早く電話を切りたかった。
KEN『1人に決まってるだろ？(笑)どうした？』
YOU『なんでもない…ごめん、明日も忙しいからもう休むね、おやすみなさい。』
慌てるケンタロウの声を聞かず電話を切った。
何度も鳴るスマホもメールも見る気にならなかった…
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作者名：テモヤン | 作成日時：2018年9月18日 22時
