第五話 実話 ページ20
『これ…本当の話？』
歌乃「うん。相思樹の歌は歌われなかった」
『…初めて知った』
歌乃「そして、寝る間もなく危険と隣り合わせの中働いたけど、ある日解散命令が下がった」
『解散？働かなくて良くなったんだ…』
歌乃「ううん。放り出されたの」
『…え？』
歌乃「その防空壕…ガマから、暴風吹き荒れる外
の世界へ放り出されたの」
校長「今までよく働いてくれた。これからは、自分の責任で行動しなさい」
「ど、どういうことですか」
「私たち…どうなるんですか」
凛花「暴風が…吹き荒れる血の雨の中で」
蒼良「少女が1人、また1人去っていく」
「にげ…て…」
「いや、いやぁぁぁぁぁぁ」
「置いてかないで、置いてかないで！」
「一緒に…帰ろうよ、、、」
「ねぇ…どこに逃げたらいいの？」
煙がもうもうと立ち上り
見慣れた景色はもうそこにはない
「手榴弾が欲しい…。手榴弾で一発で死ねたら楽なのにあの子みたいに苦しみたくない……」
周りにいる人たちは
みな、死の淵へ
部長「頭が吹き飛ばされた人」
凛花「爆弾の破片で背中がぱっくりと空いた老人」
蒼良「…死んだ母親のちちに吸い付く…赤子」
「お父さん！お母さん！私はここ、ここにいるよ…」
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日向(プロフ) - こここさん» ……もう僕には分かりません。お役にたてなくて申し訳ございません (2023年2月20日 19時) (
レス) @page18 id: 2a018bc79a (このIDを非表示/違反報告)
こここ - みゃあ様は活動されていますか？ (2023年2月20日 16時) (レス) @page3 id: bd8fc734b1 (このIDを非表示/違反報告)
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