第31話 ページ33
あの日からニーナにはなかなか会えなかった
忙しいのかな？
なんて思ってたんだけど、今日！
夜にニーナと会うことになったんだ！
なんか見せたいものがあるんだって
夜に会うなんて初めてだからちょっとドキドキする笑
いつも通りの路地裏
昼間とは違って人通りも全くないし薄暗い
ニーナはこんなとこに一人で大丈夫かな、急いだ方がいいかも
そんなことを考えながら路地を走っていたときだった
「きゃー！！」
『！？』
女の人の悲鳴！ニーナかもしれない！！
『ニーナ！？…………！！！』
二「A！助けて！！」
ニーナが数人の男に抑えられ服を脱がされそうになっていた
ニーナじゃなかったらよかったのに、
『うん、今助ける』
本当は私が暗殺者だと、人殺しであるということはニーナにはばれたくない
でも、ニーナを助けるには……
ザシュッ グキッ ボキッ
素早く正確に相手を殺す
できるだけニーナに血が飛ばないように
あーあ、もう前みたいには戻れない
『ふぅ、ニーナ大丈夫？けがしてない？』
二「やっぱり、」
『ん？』
二「やっぱりAは人殺しじゃない！嘘つき！この裏切り者！！」
『ごめん、ニーナ…でも！』
二「彼の言ったとおりだったわ！Aは人殺し、あぁ、でもよかった」
よかった？
ニーナは今までに見たこともないくらいの笑顔を浮かべた
二「あはは！！これでお金がもらえる！彼と一緒になれる！！」
意味が、わからない
今なにが起こっているの
理解ができない
そんな私をよそにニーナは笛を取り出し高らかに鳴らした
その途端
周りはマグナムやマシンガン、遠くにはライフルを持ったスーツ姿の男たちが一斉に現れた
おそらくはニーナの彼がニーナに貸し与えたんだろう
そうか、裏切られたのか
私は殺し屋
懸賞金もかかってるのだろう
賞金首だ
お金がないニーナに彼が教えた。私を差し出せばお金が手に入る。ずっと彼といられると
所詮はその程度だったのか
せっかく仲良くなれたと思ったのに
友達だと思ってたのに
銃を持った男たちがぎゃーぎゃー何かわめいてる
あぁ、もうどうでもいいや
さっさと殺そう
そう思ってすぐ近くにいた男に触れたときだった
シュワァァァァ
『え？』
触れたところからその男の肌が年をとっていた
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うめは(プロフ) - コギー。さん» コギー。さんはじめまして、コメントありがとうございます！更新時期がまちまちになってはしまいますが頑張ります！ (2022年6月8日 23時) (
レス) id: 61bbbf59f1 (このIDを非表示/違反報告)
コギー。(プロフ) - こういうお話ホントに好きで、楽しく読ませていただきました！面白いです！作者様のペースで更新頑張ってください！ (2022年6月7日 21時) (レス) id: 5fc4c4d6bd (このIDを非表示/違反報告)
うめは(プロフ) - amroさん» amroさんはじめまして、コメントありがとうございます！ゆっくりですが頑張って投稿していくのでよろしくお願いします！ (2022年5月12日 23時) (レス) id: 62b49e2edb (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。イルミ夢続きが楽しみです！主ちゃんに執着するイルミが今後どうなるのかみていてワクワクしました！更新楽しみにしていますっ (2022年5月11日 20時) (レス) @page36 id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルノワール | 作成日時：2020年3月6日 18時
