第16話 ページ18
最近仕事が多いせいかなかなかイルミとの修行ができないでいた
私的にはちょっと寂しいな〜くらいだったしイルミも大して何にも思ってないだろうと思ってた
なのに、
『ちょっと、イルミ？いい加減離してほしいんだけど…』
イ「ダメ。」
久々に会って早々こんな感じでずっと私にくっついて離れようとしない
まあなかなか見ないデレ期なんでいいんだけどさ？
さすがに12歳にもなって異性に抱き着かれ続けてるのは恥ずかしい
いつの間にこんな重くなったんだろうか。将来が心配だなぁ〜
『イルミ！今日は久々に遊びにこれたんだしせっかくなら修行一緒にしようよ！』
そういうとイルミは「うん」とだけ言い、私を離してくれた
『じゃあ、私がターゲットやるからイルミは殺す気で追いかけてね。制限時間は1時間。よーいどんッ！』
そういうが早いか私は早速森に逃げ込み気配を消した。
修行といっても鬼ごっこのようなものだしそこまで危険はないだろう。たぶん。
そんな私の考えはここでは甘すぎたのだ
『いやだあああああああああああああ！！！！！！』
おとなしく隠れてやり過ごそうと思っていたのにイルミは迷うことなく私のほうへ一直線にやってきてあろうことか針をぶっ刺そうとしてきたのだ
さすがに避けたけど怖すぎて逃げてるよね
でも後ろには能面並みに表情を崩さずついてくるイルミ
身体能力でそこまでの差はないとはいえここはイルミの家の敷地内。ある程度はわかるといってもそれは限度がある。つまりはピンチ
もうちょっとで追いつかれる
そのとき
『ぅえっ！？』
ドサッ
タイミング悪く躓いてしまった
イ「…あ、」
パラッ
『…え？』
イルミが不意に声をあげたのを不思議に思い顔を上げると
今まで胸にかかっていたはずの髪の毛が肩より上程度までなくなっていた
どうやらイルミの手刀が躓いた拍子にあたってしまったみたいだ
正直自分の髪はコンプレックスでしかないからいいんだけどね
イ「髪…髪の毛……」
なんでか知らないけどイルミの方がショックを受けている
イ「お、俺も切るから、許して？ごめん、ほんと髪の毛…」
『全然大丈夫だよ！？切らなくていいよ！？？イルミの髪私好きだし！！』
イ「切る」
そういってイルミは腰当たりまであった髪を一気に肩下までバッサリ切った
『え！？なんで！？イルミの髪好きだったのに！』
そういって今度は髪の短くなったイルミをみて私がショックを受ける番だった
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うめは(プロフ) - コギー。さん» コギー。さんはじめまして、コメントありがとうございます！更新時期がまちまちになってはしまいますが頑張ります！ (2022年6月8日 23時) (
レス) id: 61bbbf59f1 (このIDを非表示/違反報告)
コギー。(プロフ) - こういうお話ホントに好きで、楽しく読ませていただきました！面白いです！作者様のペースで更新頑張ってください！ (2022年6月7日 21時) (レス) id: 5fc4c4d6bd (このIDを非表示/違反報告)
うめは(プロフ) - amroさん» amroさんはじめまして、コメントありがとうございます！ゆっくりですが頑張って投稿していくのでよろしくお願いします！ (2022年5月12日 23時) (レス) id: 62b49e2edb (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。イルミ夢続きが楽しみです！主ちゃんに執着するイルミが今後どうなるのかみていてワクワクしました！更新楽しみにしていますっ (2022年5月11日 20時) (レス) @page36 id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルノワール | 作成日時：2020年3月6日 18時
