Eternal love Maze 【YG】 (ページ24)

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先生に引っ張られるがままにしてたら着いた国語準備室

うちの学校は文系の大学進学に力を入れてるから国語の資料とかは凄いらしくてほかの教科に比べて準備室が大きいらしい

鍵をなれた様子で開けた後ずんずん進んでった先にまた扉

【古文準備室】

国語も分類毎に部屋があるなんて知らなかった

そこに躊躇なく先生は鍵を開けて入る

天井ギリギリまで積み上げられた資料の棚を通り過ぎた奥は意外と整頓されてた

整頓されてるというかそこだけ誰かがよくいるみたいな

YG｢ここ俺の秘密基地｣

｢へ？｣

YG｢俺一応古文が専門だからここの管理任されてんの

だから俺以外誰も鍵を持ってないし俺の許可がないと入れない場所｣

"職員室にも予備の鍵置いといてないし"

｢いや、だからどういうことですか？｣

チャリン

私の言葉を聞くなりなんかを投げてくる先生

咄嗟にキャッチしたそれは鍵

YG｢合鍵やる｣

｢な、なんでですか、｣

YG｢なんでだろうな、

まぁとりあえず弁当食ったら？ここ暖房ついてるし最高だよ｣

確かに非常階段は風がビュービュー入ってきて寒かったし

秘密基地とまで言うんだから先生が揃えたであろう教室に置かれたソファとブランケットと冷蔵庫と電子レンジ

普通に生活できるくらいに揃ってるのに感動したけどこの人異動になったらこれどうするつもりなんだろう

ありがたくソファの端に座らせて頂いてお弁当を食べ始める