#31 ページ32
忠義side
処置中、怖くて不安で…でもずっとマルが手を握ったり、どうでもいい話を続けてくれたりして、ちょっとは安心出来た。
顔まで掛かっとったシートが外され、マルと横山くんの顔が見れた時はホッとした。
侯隆「お疲れ、よう頑張ったな。」
そう言って照れくさそうに頭を撫でてれた横山くん。俺も恥ずかしくて視線を逸らした。
隆平「お疲れ様^^」
そう言ってマルも頭を撫でるもんやから、
忠義「…マルの手汗ヤバっ。」
って誤魔化した。まぁ、手汗がヤバかったんは事実やけど…。
侯隆「麻酔きれたら痛みが出てくると思うから、そしたら教えてな？
あ、それからたつさ、前開きのパジャマ持ってない？今から心電図も付けたいし、前開きの方がええねんけど…」
忠義「病室にいけば、ある。」
侯隆「おんなら、マル、一緒に戻って着替え手伝ってあげ。」
隆平「おやすい御用！」
とりあえず上の服を着直して車椅子に移り、マルに押してもらいながら病室に戻った。
前開きのパジャマ、嫌いやねん。
心電図とか点滴とか、体調悪すぎて自分で動けん時には前開きの方がええのは分かってるけど、なんや病人って感じするやろ？
隆平「とうちゃーく！ベッド移れる？」
忠義「大丈夫。」
隆平「えーっと…あ、これか。
こっちとこっち、どっちがええ？」
忠義「どっちでもええ。」
隆平「なんで急にご機嫌ななめさんになるんよ(笑)
ほなこの緑のチェックのな。」
そのあとマルに心電図を付けられ、パジャマに着替えるのを手伝ってもらった。
忠義「なぁ、喉渇いた。」
隆平「ちょっと横山先生に聞いてくるから待っててな。」
忠義「ん。」
はぁ…携帯でもいじって待ってよ。
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さき(プロフ) - この作品が大好きです。これからも更新楽しみにしています！ (2020年5月3日 17時) (
レス) id: 02187be8fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 菜月さん» ありがとうございます！亀更新にはなりますが、アイデアが浮かび次第書かせていただきます^^* (2020年4月30日 19時) (レス) id: 4d2690cb8a (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - ２日も連続の更新うれしいです！無理せず頑張ってください！！ (2020年4月30日 12時) (レス) id: 766264bb46 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 続きが気になります！！更新楽しみに待ってます！ (2020年3月16日 8時) (レス) id: 766264bb46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yunn | 作成日時：2020年1月2日 19時
