#26 ページ27
忠義side
おとんが俺のせいで怒られて…
おとんが俺のせいで頭を下げて…
ほんまは今日も仕事やったんに…明日も明後日も、俺が居るから仕事を休むなんて…
そう思ったら迷惑を掛けたらアカンと思った。
忠義「フー…フー…うまっ。」
信五「…なぁたつ」
忠義「あっ！おとん、お茶溢れたぁ(焦)」
信五「ちょ、もぉーお前はぁ。」
忠義「タオルタオル(焦)」
信五「あ、お前は動かんでええから。」
そう言って台拭きを取りに行ったおとん。
俺はまたうどんの続きを頬張った。
お茶をこぼしたのはわざと。おとんの話を中断するため。
信五「おし。気ぃつけや？」
忠義「はーい。ごちそさまでした。」
信五「はいこれ、薬な。」
忠義「ん。なら部屋に行くわ。」
おとんから薬を受け取り飲んだ。
信五「…たつ、そんな急がんでええよ。まだ２日ある。」
忠義「やから明日にしたんやって。」
信五「それは、なんで？急に、なんで？
２日後って、横山先生とも約束したやん。」
忠義「理由は、ないよ。」
信五「理由がないんやったら、家に居り。な？
それでもって言うんなら、自分で横山先生に電話し。」
忠義「…。」
なんで？なんでおとんはそんなこと言うん…。
俺がおったら、おとんに迷惑が掛かるだけやんか…。
忠義「分かった。」
俺は部屋に戻った。
バタンー
忠義「…あ、もしもし…えっと…忠義です。」
ベッドに座って横山先生に電話を掛けた。
侯隆「たつから電話なんて珍しいな。体調悪いんか思って焦ったけど、そうでも無さそうで良かったわ(笑)」
忠義「おん、平気。
あの…俺、明日から行ってもええ？」
侯隆「明日から？２日後って言うたやん。」
忠義「おんでも…気が変わってん。」
侯隆「何か…あった？」
忠義「…横山くんに言うたらおとんに伝わるやん(笑)」
俺の一言で、「あぁ(笑)」って何かを察した横山くん。
侯隆「でもなぁ、たつは良くてもヒナはええって言うてんの？ちゃんとお互い納得してから来てや？病院で喧嘩されるんは嫌やで俺(笑)」
忠義「それは…」
侯隆「何かそんな乗り気にされると、俺も変な感じするしな(笑)ほなごめん、休憩終わるから電話切るで？
」
忠義「…あ、ぉん。」
はぁ…なんて言えばええの？
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さき(プロフ) - この作品が大好きです。これからも更新楽しみにしています！ (2020年5月3日 17時) (
レス) id: 02187be8fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 菜月さん» ありがとうございます！亀更新にはなりますが、アイデアが浮かび次第書かせていただきます^^* (2020年4月30日 19時) (レス) id: 4d2690cb8a (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - ２日も連続の更新うれしいです！無理せず頑張ってください！！ (2020年4月30日 12時) (レス) id: 766264bb46 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 続きが気になります！！更新楽しみに待ってます！ (2020年3月16日 8時) (レス) id: 766264bb46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yunn | 作成日時：2020年1月2日 19時
