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侯隆side
侯隆「おぉヒナ、お疲れさん。」
信五「遅なった、すまん(焦)」
小走りでナースステーションへやって来たヒナ。
侯隆「診療時間過ぎとる言うてもさ、病院やねんから走んなや。」
信五「あ、すまん(笑)
たつ、遅なってごめんな。」
忠義「…お腹減った。」
信五「はいよ(笑)」
侯隆「せやな(笑)
もう遅いし今日はこのまま帰ってええよ。」
忠義「ん。」
俺の言葉にスタスタ出口へ向かうたつ。その後ろをヤスとマルが着いて行ってるから心配ないやろ。
信五「えっと、お金と薬は…」
侯隆「ヒナ、明日検査結果伝えたいねんけど、病院来れる？」
信五「ちょお待ってな…おん、どうにかなりそう。
たつ送ってからそのまま来てもええ？」
侯隆「おん。ほな９時に予約入れとくな。
お金も薬もその時渡すな。まだ薬あるやろ？」
信五「おん分かった。」
検査結果を聞きたそうにしとるヒナやけど、時間も遅いしたつもおるからとすんなり受け入れてくれた。
まだ未成年のたつやから、検査結果は父親のヒナに伝えるとこにしてる。
信五「たつ〜お待たせ。帰るから、ヨコたちにお礼言い？」
ヤスとマルと、ロビーの水槽を覗いてるたつに声を掛けるヒナ。
忠義「…ありがとう。」
隆平「ﾊﾟｧｧﾝ！またね〜たっちょん！」
章大「今度はゆっくり日向ぼっこしましょ(笑)」
ヤスの一言にヤバっ！という顔をするたつ。
信五「お前またぼぉーっとしとったんか。」
侯隆「でもちゃんと来たもんな。あ、記録ノートはしっかり書くんやで(笑)」
って俺もちょっと意地悪を。
「はよ行こっ。」って行ってしまったたつ。
信五「もぉアイツは(苦笑)
じゃあまた明日。お世話になりました。」
そう言うと、「たつー。」と追いかけるヒナ。
そんな後ろ姿を見つめながら、なんでたつなんかな…って。明日俺はヒナにまた辛いことを伝えなアカン…
隆平「横山先生、顔真っ白ですよ！」
章大「たっちょんなら大丈夫です。」
そんな様子を察したマルとヤスが、隣でそう呟いた。
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さき(プロフ) - この作品が大好きです。これからも更新楽しみにしています！ (2020年5月3日 17時) (
レス) id: 02187be8fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 菜月さん» ありがとうございます！亀更新にはなりますが、アイデアが浮かび次第書かせていただきます^^* (2020年4月30日 19時) (レス) id: 4d2690cb8a (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - ２日も連続の更新うれしいです！無理せず頑張ってください！！ (2020年4月30日 12時) (レス) id: 766264bb46 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 続きが気になります！！更新楽しみに待ってます！ (2020年3月16日 8時) (レス) id: 766264bb46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yunn | 作成日時：2020年1月2日 19時
