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その後はお互いに近況や会社の愚痴をこぼしあった。あっという間に時間は流れて、とうとう式が始まるまで残り僅かとなった。

立ち上がって少し伸びをしてみる。今日は晴れてよかった。こっそりてるてる坊主を作っといたかいがあったなぁ。









「っし、そろそろ行くかー」

「あ、ヒョン先に行ってください。俺まだ人待ってるんで。」

「ん。じゃあまたあとで」

「はい、ジミンヒョンにもよろしく」









手をひらひらと振ってグカと別れる。

話を聞く限り、ユンギさんはとてもいい人なようだった。グカもユンギさんのことは信頼しているらしく、愚痴をこぼすと言いながらなんとなく俺の上司は凄いという自慢のようにも聞こえた。

ジミンには言えないけど、Aちゃんを大切にできそうなユンギさんなら安心できるしAちゃんにもぴったりなんじゃないかなぁ。



とにかくなんでも、Aちゃんが幸せになれるのならば。俺らはそれで十分なんだと本当に思う。








「ジミナ―」













遠くに見えたジミナに声をかけると、あいつはこっちをみて軽く手をあげる。俺は小走りでジミナのもとへと向かう。

・ JK→←・



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作者名:てふ。 | 作成日時:2021年10月26日 20時

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