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音。7 ページ8

船に乗り込む決行日は今日


そして、乗り込むのがヨナ姫様とユン


『と、なんで私?』


ジェハ「結構、詳しいでしょ?船」


『う、うん』


ジェハ「それに、また抱き締めてあげるから♥」


『ばーか』


私は兄を蹴ってから衣装を着た


いつも来ている服より動きにくい服になった


ヒラヒラたくさんの服


ユンも男の癖に結構似合ってる


ユン「あ、あのさ」


『・・・何』


ユン「絶対、成功させるよ」


真剣な目に迷いはなかった


昨日の貴方じゃない


『当たり前』


少し笑ってから船を出た


そして店に到着した


「ふむ、ここで働きたいと。ふむふむ大歓迎です」


そう言うと少しいやらしい笑みをして部屋を案内した


この扉を開ければ、私たちは


ヨナ姫様は足が震えていた


今、震えていたら何も出来ない


これだからお姫様は


私たちは何処かへ連れていかれて


そして入れられたのは女ばかりの部屋


『・・・・』


よし、ここなら私たちが有利


男たちが入ってきても女が多くて分からないはず


なんとか脱け出せれば


『・・・!何』


袖を引っ張られて振り向く


そこにはヨナ姫様が


ヨナ「何をそんなに、怖がってるの?」


『何が?震えているのはそっちでしょ?』


ヨナ「そうかしら?貴方は怖がっている」


『・・・意味分かんない』


ヨナ姫様は鋭い


過去を知るかのように発する言葉が


私の心を溶かしていく

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作者名:愛夢瑠 | 作成日時:2016年4月10日 22時

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