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永瀬「おーーいっ、」
『わっ…！！』
少し日が空いて、久しぶりに(？)なんて言ったら図々しいけど、
このイケメンくんの顔を見た。
「…あのっ、永瀬さん！！！」
永瀬「あれ？名前覚えてくれたんや」
「…いやいやいや、寧ろ知らない人のほうが…」
永瀬「あ、バレた？」
頬に猫髭を作って笑う永瀬さん。
…ていうか、
「おーーいっ、…って、私を待ってたんですか？」
永瀬「そうやでー？？」
「なんで…」
永瀬「なぁなぁ、もう会うのも3回目やしさ、連絡先交換しません？？」
「…ええええ」
永瀬「あ、別にナンパとかとちゃうよ？ただ普通にAちゃんのこと気になったから」
「…急にそんなこと言われても、…」
それに紫耀の機嫌を損ねたばっかりだしなぁ。
永瀬「え、まさか彼氏とかおる感じ？」
「彼氏はいないです」
永瀬「彼氏『は』ってどーゆーことww」
「同居してる幼馴染みがいます」
永瀬「へー男なん？」
「はい、永瀬さんも知って…『嫌やなーそれ』…え？」
永瀬「まぁ別に彼氏じゃないんやろ？じゃあええやん」
そう言って半ば強引に連絡先を登録された。
なんだろう、…永瀬さんは紫耀とは違う強引さを感じる。
永瀬「ありがと！じゃあ俺仕事やからーー」
「…は、はぁ、」
結局最後まで言えなかった。
紫耀と同居してるなんて言ったら、どんな顔するかな？きっとびっくりしちゃうよね、
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作者名：ゆん | 作成日時：2020年3月12日 23時
