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平野side
やべぇ、やってしまった。
『はぁ…』
永瀬「なに溜息ついてんねん」
『…お前のせいだかんな、』
永瀬「は？なに、Aちゃんと喧嘩でもしたんか？」
『うっせ！』
永瀬「図星やん」
あのまま一言も話さず家を出て仕事に向かった。
スマホにはAからの不在着信が3件、ラインは8通。
『……はぁ。』
永瀬「もうそろそろうざいって、ため息」
�盒供屬覆法次�しょお元気ないじゃーん」
神宮寺「海人そっとしといてあげて、男には色々あるんだから」
�盒供峅兇眞砲世掘�！！」
俺の心とは裏腹に、相変わらずうるさい楽屋。
まぁ正直助けられるところもあるけど。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…♪
岸「おーい、誰か携帯なってんぞー」
『……俺じゃねーよ、』
永瀬「…あ、」
隣を見ると、ディスプレイを見るやいなや、表情を緩ませた廉。
そしてニヤつきながら俺にスマホを見せる。
永瀬「はよ素直にならんと、…取られるかもよ？」
『……っ、』
" 森田A "
『ん〜…もしもーし、Aちゃん？？』
スマホを耳に当てながら楽屋をあとにした廉。
あのニヤついた顔する廉にもイライラするけど、何よりも腹が立つのは、俺自身。
今朝のは、完全に当たっただけだろ。
俺のバカ野郎っ、
.
(Aside)
" 紫耀、 "
" ねぇ、今朝はごめんね。"
" でもなんで怒ってるのかわからない "
" 空いてる時間に連絡くれると嬉しいな "
既読はついてる。
でも返事は返ってこない。
いつもなら秒で返ってくるのになぁ。
わかんないよ、紫耀が何を考えてるのか
そして行き着いた先が…
「…もしもし、」
" 永瀬「珍しいやーん、どうしたん？」"
「…あの、紫耀っている？」
" 永瀬「おるけど代わるとか嫌やでー」"
「…えっ、…」
" 永瀬「当たり前やん、俺に用があってかけてきたんじゃないの？」"
「…えっと、それは、…違うくて。ごめんなさい、」
" 永瀬「なんなん、正直すぎて嫌なるわ」"
「…ごめんね、」
" 永瀬「まぁでも、話くらいなら聞いたるでー」"
「…ほんと？」
" 永瀬「おん」"
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作者名：ゆん | 作成日時：2020年3月12日 23時
