Quiet_44 ページ47
思ったより、試合は早く進んでいく
聞いてはいたが中学テニスの大会にしては圧倒的過ぎると思う
これはちょっと、遊んではいられないかもしれない
早くもD2が終わって私の番…ラケットを持ってコートに向かおうとすると忍足さんに止められた
「ええか、何が何でも勝つんやで?
そりゃ、あとないって意味でもあるけどそれ以上に他人に振り回されるの嫌いやろう?」
グッとラケットを握りコートに入った
向こうのコートにはすでに仁王さんがいて足早にそちらに向かうと手を出してきたので握手した
「お前さんが負けると終わりじゃ自信はあるんか?」
「ある、負けません」
サーブの準備し仁王が構えると早速先ほど見たサーブを使ってみることにした
手ごたえは悪くない、その証拠に顔の近くを通り過ぎたそのサーブに仁王さんが驚いている
そしてそれはほかのメンバーも同じ
「あれは…」
「俺のナックルサーブ…」
「なるほど…あれが模倣テニスか…
確かにそっくりだったね、まあ…模倣と言う割りに赤也のより強かった気がするけどね」
「ほう…なかなか凄い技術じゃな」
「…」
結局このまま1ゲームを先取する
その後も勢いは止めない
しかし…
「ッツ…そんじゃあ、これはどうじゃ!」
「!」
いきなり自分になられたかと思うと
打ち返されたボールがフッと消え癒衣のコートに叩きつけられていた
私の技の一つだ…
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革ベルト
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めめこむまーりん(プロフ) - 修正が終わるの楽しみにしてますね。 (2018年10月10日 12時) (レス) id: 43047aa610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零夜&李香 x他1人 | 作成日時:2012年6月26日 1時