Quiet_43 ページ46
週末、試合会場にやってくると
癒衣ちゃんの姿が目に入ったから手を振った
それに気づいた癒衣ちゃんは急ぎ足でこっちまで向かってきてくれた
「やあ、元気だった?」
頷く姿が可愛らしくてつい、頭を撫でると
氷帝メンバーは固まっていた
「おい、幸村!俺の部員に何してるんだ」
「俺達は友達なんだからこれぐらい許されると思うけどな…
ね、癒衣ちゃん?」
「!?!」
急に名前で呼ばれ困惑したのか、部員の一人に飛びついて隠れてしまった
…そんな姿も可愛いね
「可愛いね、やっぱり俺が見込んだだけあるよ
そうだ、癒衣ちゃんは何処に出るんだい?」
「今回こいつはS2だ
お前のところは誰なんだ?」
「今回は仁王だよ
まあ、頑張ってね癒衣ちゃん
でも俺的には約束があるし負けてほしいんだけどね…」
「ほう…こいつがお前さんの言ってた
氷帝の女子レギュラーじゃな?」
話を聞きつけた仁王が前に出てきて
癒衣ちゃんを凝視する
何やら疑わしそうに見ている
「そうだよ、可愛いでしょう?」
「俺にはわからん
何せ、前髪のせいで顔も見えんからな」
「本当に可愛いんだよ、見てみればわかる」
「ほう、幸村がそこまで言うんなら本当じゃろうな
興味がわいてきたぜよ、よろしくのう、えっと…癒衣?」
「…私のフルネームは火野水癒衣です
癒衣じゃなくて火野水と呼んでいただけると…「いやじゃ」…」
災難だね、癒衣ちゃん
仁王にまで気に入られちゃって
あぁ、試合がちょっと楽しみだな
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めめこむまーりん(プロフ) - 修正が終わるの楽しみにしてますね。 (2018年10月10日 12時) (レス) id: 43047aa610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零夜&李香 x他1人 | 作成日時:2012年6月26日 1時