対魔術師３ ページ23
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事は数十分前に遡る。
・
プ『START！！！！』
プレゼントマイクの試合開始の合図が聞こえると同時に少年は魔術を発動した。
この時の為に、ずっと前から準備してきた魔術を惜しげもなく展開した。
それを少女は感じ取り、すぐさま少年から距離を取った。
しかし、意味がなかった。少女の動きを見て、少年は細く笑った。
少年の魔術はスタジアム全体に広がっただけではなく、観客席や外にある屋台、警備のプロヒーローまでもを巻き込み、直径３ｋｍにも渡って展開されたのだから
少女は驚いたが、すぐに外の使い魔たちと連絡を始めた。
主「何が起きた！？観客席はどうなってる！？」
ジャ『普通に試合が行われています。普通に個性を使わない肉弾戦が行われています！』
信『と言っても、お主が一方的に殴られているものじゃがな、』
沖『ええ、見ていて余り気持ちのいいものでもありません。』
ケ『会場全体を通り越して外の人間、また、電子機器までも欺いているようです。これは一定ヵ所に術式が置かれて発動されているタイプですね。』
ジャ『サーヴァントの我々は殴られているマスターたちと本当のマスターたちが二重に見えています。』
一通り使い魔たちの報告を聞いた少女は混乱した。何がどうなっているのかと。
主(ダヴィンチちゃんの報告と全然違う、アイツは幻術なんて使えなかったはず…)
そんな困惑を滲ませている少女を見て少年は愉快そうに笑った。
黒「あははは、僕が呪術と獣魔術しか使えないと思ってたの！！？君が今まで戦ってきた奴らのレベルが底知れるよ！！
こんなの魔術書を読んで基礎さえわかれば、呪術を組み込めば楽勝さ！！全く、魔術師は本当に頭が固いね？本当に嫌になるよ。」
その瞬間、赤い血のような液体が少女を包んだ。
主「ソレは…私の今までの旅とそこで出会った人達、サーヴァント達、魔術師達を侮辱したことになるわ…死ぬ準備はできているかしら…」
少女は変化していた。
茶色い長い髪を三つ編みに束ね、黒縁眼鏡をかけた、美しい女性に…
そしてソレを見た彼女の使い魔たちは戦慄し、叫んだ。
ジャ・信・沖・ケ『『『『マスター！！！！！！』』』』
ケ『全身がサーヴァントと融合しています！！』
ジャ『聖杯が碌に使えていない状態で！！…体が持ちません！今すぐおやめなさい！！』
信『お主、死にたいのか！！？』
サーヴァント達が訴えるが彼女は聞く耳を持たず少年へ突撃していった。
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白(プロフ) - 雪さん» リクエスト、応援ありがとうございます。中々の難題が来たな！頑張ります。 (2019年2月23日 11時) (
レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - リクエストお願いします！ビリ−とオジマンとプ口トア一サ一を登場させてください。もうサ一ヴァント尊い…。何回も見てます！応えんしてます。 がんばってください！ (2019年2月17日 13時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ぷりんあらもーどさん» ご指摘ありがとうございます。寝ぼけて打ち間違いたのかな？訂正しました。 (2019年1月19日 12時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんあらもーど(プロフ) - 対敵8にある聖杯の座と言うのは英霊の座の事でしょうか…？ (2019年1月14日 11時) (レス) id: 63dcdd534b (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - フェニックスさん» 訂正しました。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月23日 22時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年10月9日 18時
