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「…そんな、可愛く呼んだって…」





「お願いテヒョナ〜、一口だけ〜喉乾いて死にそう」





テヒョン君は、唇をギュッと噛み締めた。






「じゃあ、このコーラ飲んで」





「やーだー」





と、私はテヒョン君の腕を揺さぶる。






「何でもテヒョナの言うこと聞く。だから、お願いっ……」





「なんでも?」





というやりとりをテヒョン君としていると






「私も飲みたい!飲ませて!」






と言ったスビンちゃんに、グラスは奪われて半分近く飲まれてしまった。





ええショック…






「食事中だぞ、行儀悪いから座れ」
とジョングクの怒っている声が聞こえたから私は「ブーブー」と言いながらしぶしぶ席に戻る。







するとジョングクの隣に座っているスビンちゃんが







「やだ、私も酔っちゃった〜」







と、ジョングクの肩に頭を置いた。






それを見た瞬間、ズキンと胸に響く






どうしたんだろう、私






「は?ふざけるな」と言いつつも、肩をどかす気はないらしいジョングクにとてつもなくイラッとした






「もういいもん。肉食う」





するとテヒョン君が前から肉を差し出してきた。





「はい、カルビ」




私はそれを食べようとすると、サッと箸を引かれた。



くそ



もう一回食べようとすると、またサッと箸を引かれた






「ヤダ、テヒョナの意地悪」





すっごい嬉しそうに笑ってるテヒョン君。






すると隣のソクジン先輩が
「ほら、Aちゃんこれ食べな」







と、ソクジン先輩がお肉を食べさせてくれるのかと思いきや






テヒョン君と同じように、ユラユラ肉を移動させられるから食べられない。







「ねえ、ソクジン先輩、食べさせて?お願い…」






泣きそう、私







するとソクジン先輩が「ごめんね、可愛くてつい」と私の口にお肉を運んでくれた。







そんな私を見ていたのかジョングクと視線が重なった。







するとすぐに視線をそらされた







「ジョングク君、私にも食べさせて?」とねだるスビンちゃんがいた






そんなことジョングクがするわけないじゃん
と思ってると






予想とは裏腹にジョングクはなにも躊躇することなくスビンちゃんにあーんをしていた








嘘、でしょ、……







私は視線を下に落とす。







「ヤー見てられないよ、あの二人」









ソクジン先輩の隣にきたのは、ジョングクとスビンちゃんの隣に座っていたホソク先輩だった。

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Aya(プロフ) - 名前ってなってるところありまふよ!! (2018年2月13日 2時) (レス) id: 388bd1fd99 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きが楽しみです!応援してます! (2017年12月19日 3時) (レス) id: de956f531d (このIDを非表示/違反報告)
- 更新、楽しみにしてます! (2017年11月21日 23時) (レス) id: cb300416a8 (このIDを非表示/違反報告)
れも(プロフ) - とても面白いです!!更新待ってます…!(><) (2017年10月31日 0時) (レス) id: d494557466 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 更新待ってます(*´ω`*) (2017年9月12日 9時) (レス) id: f7c9d47763 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yoha | 作成日時:2017年5月21日 6時

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