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「ところで今彼女は何人いるんだ?」





容赦無くテヒョン君の恋愛事情にグサグサ突っ込んでくるソクジン先輩




テヒョン君は、私の顔色を伺うように見てくる






「何人、ですかね」






と、気まずそうに答えるテヒョン君。
もうやめようよ、こんな話題、ソクジン先輩空気読めないアホなのかな?






「でも、あの学校で一番美人なスンアを落とせるなんてすげーよな。どんな手使った?」






けど、ソクジン先輩の好奇心は止まらない





テヒョン君は、すごく困った表情を浮かべてたから私が答えた







「そんなこと言って、ソクジン先輩は、スンア先輩のこと好きだったんですか?」





と言うとソクジン先輩は






「いや、俺はスンアみたいな気の強い女の子タイプじゃないよ」





「へー、ソクジン先輩、美人なら誰でもいいかと思ってました」






「なんだそれ、ひどいなAちゃん」






と、またソクジン先輩は私の鼻を豚のように押し付けた。それ、やめてほしい切実に






隣を見ると、スビンちゃんがジョングクにあーんをしているところだった






それを見た瞬間、ヒヤッとして私は視線を逸らした






「やめろよ」
「えー、美味しいのに、いいじゃん」






と、背けた後ろから聞こえた。






その声色を聞いて、確実に二人が距離を縮めていることを悟った。大丈夫かな、ジョングク







て、なにを心配してるんだろう私





置いてあった梅ソーダをごくっと飲む私。





なんか、頭がボーッとしてきた、体が熱い






「どうかした?Aちゃん」





と聞いてくるソクジン先輩





「いえ、なんだか熱くて」





ブレザーを脱ぐ私。ブラウス一枚になる






「熱い??ほら、袖汚れるよ」






肉に手を伸ばそうとする私の袖をめくってくれたソクジン先輩






「ありかとうございます、わ、先輩のそれおいしそ〜」





と言った私はなぜかソクジン先輩の箸から、肉をパクッと食べていた





「え」と周りの目を引く私






「柔らかーーーーい、もっと」






と、私はソクジン先輩にねだる。え、なんかおかしい私、どうしたんだろう






「え、カルビ食べたいの?」






優しいソクジン先輩は、また私の口に肉を運んでくれた。






「美味しい。優しい、ソクジン先輩、ありがとう、大好き」






と、体が重くなった私はソクジン先輩の肩に自分の頭を寄せた。







「「え」」と周りが驚いたようにざわついた。

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Aya(プロフ) - 名前ってなってるところありまふよ!! (2018年2月13日 2時) (レス) id: 388bd1fd99 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きが楽しみです!応援してます! (2017年12月19日 3時) (レス) id: de956f531d (このIDを非表示/違反報告)
- 更新、楽しみにしてます! (2017年11月21日 23時) (レス) id: cb300416a8 (このIDを非表示/違反報告)
れも(プロフ) - とても面白いです!!更新待ってます…!(><) (2017年10月31日 0時) (レス) id: d494557466 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 更新待ってます(*´ω`*) (2017年9月12日 9時) (レス) id: f7c9d47763 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yoha | 作成日時:2017年5月21日 6時

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