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テヒョン君と、スンア先輩が出ていくとその人は私の口から手を離した。
真後ろに感じるその人の体温。
どうしてあなたがここにいるんだろうか
「だからテヒョンのこと好きになるなって言ったのに。顔、すげーブサイク」
と、ジョングクは笑った
「うるさいよ…」
人が泣いてるのに、笑うなんて。
私は鼻水をすすると、鼻血がでてきた
「なに鼻血も出してんだよ、バカ」
と、ジョングクは自分の体操服で私の顔を全面的に擦った
ジョングクの体操服に私の血と汗と涙が染みていく
「まさにblood,sweat&tears」
「なに言ってんのお前」
「ごめん、体操服汚した」
「いいから、その顔面どうにかしてよ」
だって……
だって、テヒョン君、あんな性格なんて知らなかったんだもん
別にテヒョン君のことが好きだったから泣いたわけじゃなくて、私の見てきたテヒョン君が偽りだったみたいで傷ついた
「私が見てきたテヒョン君は誰だったのかな…」
と、呟くとまた涙が浮かんできた
「信じたいことだけ信じればいい。そうしたら傷つかずにすむ」
とジョングクは私のおでこを自分の肩に乗せた。
ジョングクのことを初めて優しいと思った。
ジョングクの肩はとてもあったかくて、とても安心した。
ありがとうジョングク、あなたのおかげで少しだけ辛い気持ちが楽になれた気がした
____________________________放課後。
私は、直接確かめることにした。
本当のテヒョン君のこと…
私の知らないテヒョン君を自分の目で見てみたいと思った。
私は、下校途中のテヒョン君を見つけて後をつける。
テヒョン君は、また別の女の子と歩いていた。目のくりくりしたボブの女の子、ほんとにテヒョン君の周りは美人しかいないなと、開き直って関心した
デートかな？彼女とカフェに入っていって、しばらくして出てきたから、また跡をつける、私ストーカーかよ
彼女を家まで送ったらしい。テヒョン君は一人で、照明の少ない歩道を歩く。
すると、前からヤンキーみたいなリーゼント？とオールバックにサングラスとかジャラジャラしたピアスやネックレスをつけた二人組みが歩いてきた。
その一人とすれ違う時にテヒョン君は肩がぶつかって、ヤンキーに胸ぐらを掴まれてた。
逃げてテヒョン君と私は祈った。
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わかな(プロフ) - 今までで1番好きな性格の主人公！w (2018年7月24日 20時) (
レス) id: 7d05171848 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - きむ:)さん» ありがとうございます^ ^2も見てくださると嬉しいです！ (2017年6月2日 1時) (レス) id: 2dc1d1b366 (このIDを非表示/違反報告)
きむ:)(プロフ) - いえ少しシリアステヒョンも素敵です(土下座)← ありがとうございます！！！笑 (2017年5月22日 6時) (レス) id: 34aeed0ab4 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - ぱどぅさん» ありがとうございます！！頑張れます(＞人＜;) (2017年5月21日 5時) (レス) id: d243c9f893 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅ(プロフ) - いきなりすみません！私、占ツク読み始めて5年くらい経ちますが、こんな面白くて、素敵な作品初めてです！ほんっとうに更新されるたびに奇声あげて喜んでます！！本当に素敵な作品ですね！頑張ってください(о´∀`о) (2017年5月20日 21時) (レス) id: 3be69bf169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoha | 作成日時：2017年5月6日 0時
