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「…じゃあ、警察に…」
「嫌っ…」
それじゃあ、どっか施設に入れられる。
「じゃあ、俺にどうしろと？」
「今日だけ、泊めて！」
もうこれしかない！たまたま会えたのも何かの運命
「ふざけるな」
ため息をついたジョングクは歩き出した。
それに私はついていく。
ジョングクは大きなマンションの前で止まった。
「ここが、ジョングク君のお家？わー、大きいね」
何階建てだろ、見上げると首痛い…
「なんでついて来てんの」
彼は初めて後ろを振り返った。
「だって、行くとこない」
「友達の家とかあるだろ」
「連絡手段ないし、頼れる友達がいないのは知ってるでしょう？」
貧乏な私に友達なんてできるはずもなく
私は高校初日からお弁当を一人で食べていた。
からかいにくる男の子がいたから一人っていうわけじゃなかったけど
「逆になんでそんな嫌なの？」
こんなか弱き乙女を見捨てて、夜の街に放置するなんて人間なのか疑うよ
「知らない？俺が一人暮らしってこと」
そうなんだ、知らなかった
こんな大きなマンションに一人暮らしなんて、やっぱLA(ジョングクの父)は違うわ
「あ、もしかして、彼女いるから女子を家に泊めるのは無理ってこと？ごめん、私そういうの気にしないから…いや、じゃなくて、私ジョングク君に全く下心も何も抱いてないので、大丈夫です」
「は」
え、怖い、そんな真顔で見ないでよ
「俺、彼女いないけど」
「あっ…そう…」
どうでもいい情報をありがとう。
「一人暮らしの男の家に泊まるって、危ないとか思わない？」
「え、なんで？」
むしろ、真夜中の外に放置された方が危険がいっぱいだよ。ヤクザとか、幽霊とか、野犬とか
「は、もういい。来れば？どうなっても知らないけど」
どうなっても知らないけど？どういう意味
もしかして、めっちゃDVされるとか？クールビューティジョングクなら、ありえそう
ジョングクはエレベーターに乗ると、30階という最上階のボタンを押した。
この人、ガチの金持ちだと確信した。
「言っとくけど、今日だけだから」
「はーい」
なんだかんだ、ジョングクいい奴かもしれない。
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わかな(プロフ) - 今までで1番好きな性格の主人公！w (2018年7月24日 20時) (
レス) id: 7d05171848 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - きむ:)さん» ありがとうございます^ ^2も見てくださると嬉しいです！ (2017年6月2日 1時) (レス) id: 2dc1d1b366 (このIDを非表示/違反報告)
きむ:)(プロフ) - いえ少しシリアステヒョンも素敵です(土下座)← ありがとうございます！！！笑 (2017年5月22日 6時) (レス) id: 34aeed0ab4 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - ぱどぅさん» ありがとうございます！！頑張れます(＞人＜;) (2017年5月21日 5時) (レス) id: d243c9f893 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅ(プロフ) - いきなりすみません！私、占ツク読み始めて5年くらい経ちますが、こんな面白くて、素敵な作品初めてです！ほんっとうに更新されるたびに奇声あげて喜んでます！！本当に素敵な作品ですね！頑張ってください(о´∀`о) (2017年5月20日 21時) (レス) id: 3be69bf169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoha | 作成日時：2017年5月6日 0時
