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「ごめんなさい。皿出そうとしたら、割れちゃって…ちゃんと、弁償するから」
頭を下げるとジョングクのため息が聞こえた。
「王室の食器をデザインしている会社の皿だから、一枚5万」
てことは、二枚だから10万円……
「お前、借金だらけだな」
乾いたように笑ったジョングク。
「それに、なんだこの焦げ臭い匂いは」
「あ！！」
ハンバーグ焼いてたんだった！急いで、火を止めるとハンバーグがまる焦げになっていた。
やってしまった、もう最悪だ
「なんだそれ、ダークマターか？」
冷やかすように笑うジョングク。
「そんな食材買う金あったら、さっさとでていけば。お前は、俺の家の物を全部壊す気か？」
私は、拳をぎゅっと握りしめる。
なんで、こうも上手くいかないんだろうか。
「お邪魔するー！2人とも仲良くやってるか？」
なぜか、いきなり上がり込んできた、テヒョン君。ここの合鍵でも持ってんのかな。そして今すごく間が悪いよ
ジョングクは、テレビをつけてソファに座ってる。
私の足元には割れた皿、フライパンには真っ黒になった、この世のものとは思えない物質
「えっ、どうした、アン、皿割れてる、危ないから」
テヒョン君は、私に近寄って自分の入っていたスリッパを私に履かせる。
「いいよ、テヒョン君が危ないから！今片付けるから、ソファで待ってて」
「アンが離れてよ。俺が片付ける」
「私が割ったから」
「ダメ。危ないから」
テヒョン君に強く言われて、私をその場から離すテヒョン君。もう、君の優しさに涙出そうだよ
「ありがとう」
「うん。あと、これは？」
皿を片付けたテヒョン君が、フライパンを指差す。
「ハンバーグ、作ったんだけど焦げちゃって」
私は、フライパンを持ってゴミ箱に捨てようとすると、テヒョン君の腕が私の腕を掴んで
テヒョン君は真っ黒のハンバーグを迷わずにパクっと食べた。
「うん、美味しい。焦げてるとこ取れば食べれる」
「何言ってんの！美味しくないでしょ、早く吐いて！捨てるから」
私は、テヒョン君の背中をバンバンすると
「せっかく、アンが作ったのに、もったいない」
テヒョン君は、新しい皿を出して焦げを落としたハンバーグを乗せて、ジョングクの所に持って行った。
「グクも食べれば」
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わかな(プロフ) - 今までで1番好きな性格の主人公！w (2018年7月24日 20時) (
レス) id: 7d05171848 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - きむ:)さん» ありがとうございます^ ^2も見てくださると嬉しいです！ (2017年6月2日 1時) (レス) id: 2dc1d1b366 (このIDを非表示/違反報告)
きむ:)(プロフ) - いえ少しシリアステヒョンも素敵です(土下座)← ありがとうございます！！！笑 (2017年5月22日 6時) (レス) id: 34aeed0ab4 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - ぱどぅさん» ありがとうございます！！頑張れます(＞人＜;) (2017年5月21日 5時) (レス) id: d243c9f893 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅ(プロフ) - いきなりすみません！私、占ツク読み始めて5年くらい経ちますが、こんな面白くて、素敵な作品初めてです！ほんっとうに更新されるたびに奇声あげて喜んでます！！本当に素敵な作品ですね！頑張ってください(о´∀`о) (2017年5月20日 21時) (レス) id: 3be69bf169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoha | 作成日時：2017年5月6日 0時
