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「私が、悪いの、ごめんね、テヒョン君」
「アンは、悪くない」
「私、人とあまり向き合ってこなかったから、空気を読んだり、相手の気持ちを読むのが苦手で、勘違いしたのも私が悪いから」
「…グクもだよ。あいつ、俺以外に友達いないから。アンが友達になってくれれば、って思ってグクの家にも連れて行ったわけだし」
そうなんだ…
「ほら、あいつあんな感じだから友達できなくて。だから、アンにはあいつのこと嫌いにならないでほしい」
「うん…」
すでに嫌いになってしまってるんだけど、どうしたらいい。
そりゃあんな性格なら、友達なんてできねーわ。奴と親友なんて、心が広いなテヒョン君は
「テヒョン君もごめん。巻き込んで」
それから、放課後までジョングクとは一言も口を利かずに過ごした。
やっと、放課後になって、奴と話す機会がきた。
「ジョングク君、今日私バイトあるから、帰るの遅くなるね」
イラついたように、私を一瞬だけ見て何も言わず帰って行ったジョングク。
くそ、返事くらいしろや
私は、バイト先に向かう。
5時から9時までイタリアンレストランのバイトだ。
「ホソク先輩、今日から宜しくお願いします」
この前、バイトの面接してくれたのがホソク先輩。
ここのオーナーの息子だ。同じ高校だったらしく、彼は三年生だ。
「おお、Aちゃん家は決まったんだ」
家の事情を話したら、「住み込みさせたいのはやまやまなんだけど、ごめんね」と、申し訳なさそうに言って、心配してくれた、いい先輩だ。
「はい、まあ、なんとか。心配かけてすみません」
「ううん、じゃあ今日からビシビシと教えていくね」
「あの、一つお願いがあるんですけど、いいですか」
「うん！なんでも言って」
「お給料を日払いにしてほしいんです。図々しいんですけど、すみません」
「家庭の事情だからね。わかった！オーナーには俺から言っておくよ」
「ありがとうございます！」
ホソク先輩は、バイトを教えてるなか明るくて、冗談言ったり、優しくて、とても面白い、バイトも楽しい。ここが、バイト先でよかったと思った。
「夜遅いけど、大丈夫？送ろうか」
ホソク先輩が申し出てくれた。
「いえ、寄るとこあるので大丈夫です。ありがとうございます」
「そう、じゃ、気をつけて帰りなよ」
「はい」
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わかな(プロフ) - 今までで1番好きな性格の主人公！w (2018年7月24日 20時) (
レス) id: 7d05171848 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - きむ:)さん» ありがとうございます^ ^2も見てくださると嬉しいです！ (2017年6月2日 1時) (レス) id: 2dc1d1b366 (このIDを非表示/違反報告)
きむ:)(プロフ) - いえ少しシリアステヒョンも素敵です(土下座)← ありがとうございます！！！笑 (2017年5月22日 6時) (レス) id: 34aeed0ab4 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - ぱどぅさん» ありがとうございます！！頑張れます(＞人＜;) (2017年5月21日 5時) (レス) id: d243c9f893 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅ(プロフ) - いきなりすみません！私、占ツク読み始めて5年くらい経ちますが、こんな面白くて、素敵な作品初めてです！ほんっとうに更新されるたびに奇声あげて喜んでます！！本当に素敵な作品ですね！頑張ってください(о´∀`о) (2017年5月20日 21時) (レス) id: 3be69bf169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoha | 作成日時：2017年5月6日 0時
