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「悪いけどグクさ、この子泊めてくんない？」
思い出した、キムテヒョン
いつもジョングクと一緒にいるやつ
ご飯の時とか、うちのクラスにきてジョングクと食べてるのを見てる女の子達がどっちが好きか盛り上がってたんだっけ
「どうして俺が？」
私を冷たい目で見るジョングク
まさか、今朝追い出された家にまた戻ってくるとは、私もびっくりだよ
「俺の命の恩人だから」
「命の恩人？」
「うん。だよな、クリームパン」
なんか、この人私のことをクリームパンて呼んでる気がするんだけど
そっか、可愛い子以外は脳内にインプットされないんだっけ、この人
「頼むよ、親友。後、お腹痛い、トイレ貸して」
お腹を押さえたテヒョンは中に入って、トイレに駆け込んでいった。
消費期限切れのクリームパンがあたったと確信した、私
私とジョングクは見つめあったまま無言になる
ちょ、そんな女の子キラーみたいな目で見られたら死ぬからやめろや
「なんで戻ってきたの。テヒョンに頼んでまで」
ジョングクはため息をついて言った。
「…彼とはたまたま出会って、泊めてくれそうな友達がいるっていうからついてきたら貴方の家だったってことで…」
もうこの状況だと頼みの綱は本当にジョングクだけなのだ
「しょうがない。一人暮らしできる環境になったら出て行ってもらう」
「え！ほんと！いいの！感謝します！ジョングク様！」
もはや君は神だよ私の中で
私は頭を下げて中に入ろうとすると、阻むようにドアに腕をかけられた
なに、こわい
死神のリュークみたいに笑ったジョングクは私にこう言った。
「その代わり、俺の下僕になって」
「は？？」
下僕？？
「なんでも俺の言うこと聞くって約束して」
「え…」
「君は僕に借金もあるし、居候になるわけだし断れるわけないよね？」
なんだこいつ、ほんと性悪
「………うん。分かった」
これだから、金持ちはと思う。
「話まとまったー？」
テヒョンがトイレを終えてきた。
「うん」
ジョングクはテヒョンににっこりと笑いかける。
猫かぶりやがって
「そっか。ありがとう。じゃあな、クリームパン。また明日学校で会おう」
「うん」
こうして、私の地獄ともいえる下僕生活が始まった。
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わかな(プロフ) - 今までで1番好きな性格の主人公！w (2018年7月24日 20時) (
レス) id: 7d05171848 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - きむ:)さん» ありがとうございます^ ^2も見てくださると嬉しいです！ (2017年6月2日 1時) (レス) id: 2dc1d1b366 (このIDを非表示/違反報告)
きむ:)(プロフ) - いえ少しシリアステヒョンも素敵です(土下座)← ありがとうございます！！！笑 (2017年5月22日 6時) (レス) id: 34aeed0ab4 (このIDを非表示/違反報告)
yoha - ぱどぅさん» ありがとうございます！！頑張れます(＞人＜;) (2017年5月21日 5時) (レス) id: d243c9f893 (このIDを非表示/違反報告)
ぱどぅ(プロフ) - いきなりすみません！私、占ツク読み始めて5年くらい経ちますが、こんな面白くて、素敵な作品初めてです！ほんっとうに更新されるたびに奇声あげて喜んでます！！本当に素敵な作品ですね！頑張ってください(о´∀`о) (2017年5月20日 21時) (レス) id: 3be69bf169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoha | 作成日時：2017年5月6日 0時
