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52話 ページ6

you side


マ「おはよ、そろそろ着くから起きとき」

「んん…おはようございます。すみません寝ちゃって」

マ「何言ってんの笑寝ないともたないから笑」


今日はまた東京でのお仕事
映画公開日だから、試写会に登壇させてもらえることに。


「髪長い方がよかったですかね…?」

マ「どっちでもファンの人は喜んでくれるから笑」

「そうやといいんですけど笑」


ライブとはまた違った緊張感を感じながら、窓の外を見る
東京でのお客さんとの公演っていうのはなかなかなくて。

受け入れられるのか本当に心配。
まぁ、山田君と並ぶわけだし、直接文字とかを見ることは少ない…はず。


「…ふぅ…」


少し恐怖を感じつつも深呼吸して心を落ち着ける
大丈夫。私はアイドル。ジャニーズまでなんだから。
キラキラしたアイドルにならなきゃね。










山田「皆さんこんにちは、立花直人役の山田涼介です。今回、こんなドタバタなコメディ作品に出させていただいて、凄くいい経験になったなって思ってますし」

山田「たくさんの方に見ていただいて笑顔になってもらえたらなと思います!」

司「ありがとうございます!お次は立花凛音役を演じられました、AAさんお願いします。」

「皆さんこんにちは!立花凛音役を演じさせていただきました、関西ジャニーズJr.のAAです。」

「初めて、映画に出させてもらえるということもですし、立花凛音という本当に可愛らしい素敵な役を演じさせていただけたことがとても光栄です。本日はよろしくお願いします!」

司会「ありがとうございます、お次は…」


舞台に立つとお客さんの顔がこんなにはっきり見えるのかと少し驚く。


司会「皆さんに挨拶していただきましたが、Aさん」

「はい!」

司会「Aさんはオリジナルの自己紹介があるとか…」

「えぇ?笑なんでご存じなんですか!?笑」

客「きゃーー!!!!」


私のことを応援してくれる人が今回も会場にいることがわかって少しホッとしつつも、急な無茶振りにテンパる


山田「なになに〜笑俺も聞きたーい笑」

「山田君まで無茶振り…笑いや!でもやります!やりますよ!!笑」

「彼氏にしてくれてもええねんで?彼女にもなれます!関西が誇るリア恋王子AAです!笑」

客「キャーーー!!!笑」

「いややぁ…笑恥ずかしすぎる!笑顔めっちゃ熱い笑」

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作者名:向日葵 | 作成日時:2022年5月22日 13時

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