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小島健 birthday記念 ページ47

小島 side


人1「こじけん誕生日おめでとう!!」

人2「小島君おめでとうございます!」

小島「あ、ありがとうございます笑」


会う人会う人にお祝いの言葉を言ってもらえて凄く嬉しい
なんだけど、俺が今会いたい人は中々見当たらなくて。

さっきから周りを見渡してはいないことに少し落ち込む


長尾「小島君誕生日おめでとうございます!って誰か探してます?」

小島「ありがとな、いや…Aおらんなぁって」

長尾「あぁ!今日撮影らしいですよ!流星君が言ってました!」


また雑誌チェックしないと!なんて嬉しそうに話す長尾の声に、適当な相槌しかできない

今日くらい会いたかったなぁ…

忙しいAやから仕方ないのはわかってるんやけど。


長尾「もうレッスン始まるみたいですよ!」

小島「ん。いく。」


自分でも少しテンションが下がったのはわかりつつも、集まるみんなの元へ向かった。










小島「ふぅ…」


運動後の気持ちいいようなだるさを感じつつも帰る準備をする。レッスンは調子もまだまぁやったと思う。


「あ!良かったぁ…!小島君、まだいた!」


今日一日聞きたかった声に咄嗟に振り向く

撮影終わりだからなのか、髪をしっかりセットしたAがそこにいた。
少し息が上がってるのは急いで来てくれたからなんかな。


小島「A、仕事じゃ…」

「はい笑でも、撮影場所近かったし、急いでくればもしかして会えるかも!と思って笑」


そうやって笑うAに胸が締め付けられる。
単純に俺のためにここまできてくれたことが本当に嬉しい。


「誕生日おめでとうございます!これ、誕生日プレゼントです!よければ使ってください笑」

小島「ありがとう」

「うわぁ!びっくりした笑笑」


俺も自分の咄嗟の行動に驚く
腕を引っ張りAを抱き寄せてしまった


小島「誕生日なんやからええやろ?」

「ええ?笑誕生日じゃなくてもいいですよ?笑」


なんて目を合わせてまた笑うから愛しさが増して更に抱きしめる。


「小島君のこういうの新鮮で嬉しい笑」

小島「ほんま少し黙っとけ」

「急に!?ごめんなさい!!」


これ以上好きにさせんでよ。
もう俺好きすぎてどうしたらええかわからんって。


小島「…ありがとうな。きてくれて。」

「私が会いたかっただけですから笑」

小島「…それが嬉しいんやって」

「ふふ笑」

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作者名:向日葵 | 作成日時:2022年5月22日 13時

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