88話 ページ42
福本 side
たしかに。
関西でそういうキャラの人って今までおらんかったかも…
福本「…そっか。たしかにな。」
取っ掛かりみたいなのがとれて、すっきりする。
福本「俺頑張るわ、応援しとって」
「当たり前ですよ！」
福本「合格したらさ、デート、してくれん？」
勇気を出して伝える。
「…！ふふ笑いいですよ笑」
Aは少し驚いた顔をして、でもすぐに笑って答えた
福本「約束な笑」
「はい！」
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you side
「ふぅ…」
東京のレッスン室、明日の収録の為に確認中
個人で取り上げてもらえる機会があって、そこでフェンネル・ラブを披露させてもらえる
気合いも入るし、たくさんアピールしたい。
横山「やっぱ練習してんねんなぁ…」
「横山君！？」
横山「おつかれ」
「え！まだ時間早いですよね？」
横山「大丈夫すぎてないから笑」
「よかった…」
今日は昼間に雑誌の撮影があったから、前のりって形に出来たんよね笑
それで、横山君とご飯の約束してたんやけど、練習集中しすぎて時間過ぎてしまったんかと思って焦った…
横山「前の仕事がめっちゃまいてはやくこれたんよ笑マネージャーに確認したらレッスン室にいるっていうから笑」
「すみません笑明日の確認してました」
横山「せっかくやし見せてや！」
「勿論です！」
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「ど、どうでしょう」
横山「キッラキラやなぁ笑」
「ありがとうございます笑」
横山「上手くなったなぁ、自分の見せ方」
「練習しました！」
横山「いやわかるわ、男らしくなった」
「嬉しいです笑」
横山「喜ぶ所なんや笑俺、一回マネージャーと話したいことあるからさ、シャワーとか浴びて準備しといてや」
「はい！急ぎます！」
横山「慌てんでもええから笑」
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横山「ほらきたで」
「うわぁぁ…！」
横山君が連れてきてくれたのは、個室のお寿司屋さん
「いただきます！」
横山「好きなだけ食べ笑」
「ありがとうございます！」
「っ！美味しすぎる…！」
横山「目開き過ぎやろ笑でもここほんまに美味いねん笑」
「幸せすぎる…」
横山「そりゃよかった笑…どう？最近は」
「お仕事には恵まれているなと思います。東京にも呼んでもらえたりする機会も増えたので」
横山「映画も舞台もやったからなAは」
「そうですね…すごくありがたいです。」
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作者名：向日葵 | 作成日時：2022年5月22日 13時
