78話 ページ32
you side
正門「いつものかっこいいAも勿論大好きやけど、可愛いもの身につけてるAもめっちゃ好きやから笑」
「…ありがとうございます」
正門「うん笑」
どうかこの暗闇の中で私の顔の赤さがよし君に伝わりませんように。
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今日は高校の入学式
中学とは変わって、ブレザーに変わってまだ綺麗な制服を着ると少しワクワクする。
勿論中学と引き続きスカートは履かず、ズボンで。
早速新しい友達も出来て嬉しい。
それに今日からはこの子も一緒やしな笑
大西「なにニヤニヤしてんねん…」
「流星もう少し優しくしてや…笑」
大西「いや、今のはAやろ笑」
そう、流星と高校どころかクラスも一緒になった。
「でも流星と一緒やと心強いわ笑」
大西「それは俺もやけど…」
「プライベートでも仕事でも一緒やけどええの？笑」
流星は結構そういうの分けたいタイプやから、嫌がると思ってたし、少し驚く。
大西「…Aは別やろ。仕事仲間ではあるけど、友達やし…」
「っう！」
大西「急になに！？」
「流星の小悪魔さに振り回されとる…」
大西「勝手にいってろー笑」
「たまにはのってきてくれてもええんやで〜？」
大西「いつもの王子はどこいってん？」
「ん？だって流星には甘えたいやん？」
大西「おま！…ほんと…アホ」
「ふふ笑」
大西「もぉ、はよいこ。おいてくで」
「え！はやいって！笑」
大西「さーんにーいーち」
「むりむりむりー！」
大西「おわりー」
口ではそう言いつつも、しっかり待ってくれてることに少しニヤけながら、流星の元へ駆け寄った
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you side
「お疲れ様です！」
大西「お疲れ様です」
西畑「お疲れ！お！高校の制服やん！」
「そうですよ〜笑」
大西「もう俺ら高校生やし笑」
西畑「似合うなぁ2人とも！」
「ありがとうございます笑」
向井「おー！かわええやん！2人とも！」
大西「ジーコうるさい」
向井「2人がもう高校生やなんて…」
西畑「ほんまよなぁ…感動やなぁ…」
「え、泣いてるよ…？」
大西「親より感動してる気がする…」
「大ちゃんこの前のご飯でも思い出して泣いてたよね…？」
大西「…たしかに」
向井「俺の妹も、もう高校生なんやなぁ…」
「あはは笑康にぃの抱きつきぐせは全然変わりませんね笑」
大西「ジーコ顔どうにかしてから抱き付かんと制服汚れるって」
向井「流星つめたい！」
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作者名：向日葵 | 作成日時：2022年5月22日 13時
