【HQ】烏野1年の地雷系女子はマネージャー？ 2nd

・ ページ10

校長のよくわからないスピーチのあと

「では、只今より平成24年度烏野高校文化の部を開催します」


という言葉とともに、私はダッシュで教室を駆け抜ける


後ろから見回りの先生に走るな！！と怒鳴られたんだけどフル無視した



何故こんなに全力疾走しているのかというと、どうしても見たいものがあるのだ


それは



『よっし一番乗り』

「ぇぇえぇ！？三國さん！？！？」


「おーメイド衣装いいじゃん」

「似合ってるのなんかムカつく」



日向のメイド衣装


風の噂によると土曜の初っ端のシフトで日向がメイド衣装を着て接客するという話を手に入れた

これはもちろん見に行かなければならない案件なので一番乗りで最善で接客を受けたかったの！！！！


もちろん営業は開始しているわけだから羞恥心で熟れたりんごのようになり、さらに縮こまった体で接客を始めた


『なんで日向メイド衣装なの？』

「あー美術部の子がなんか女体のモデル探してて、たまたま日向がかつら被ったら似合い過ぎたからそうなった」

『ウケる』

わざわざクラスの子が説明してくれたけど何その状況


『日向ーハイチーズ』

唐突に声をかければ焦ったようにしてピースをする日向

その写真をツッキーに送り付けてあげれば、数分もしないうちに山口と菅先輩たちバレー部を引き連れてやってきた


『思ってたより来るの多すぎ』

・→←文化祭当日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す