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コーチの一声で一斉にボールの音が止み、体育館が静かになる
『どうもー差し入れでーす』
タイミングを見計らって私も体育館内に入る
「2連続で来るとかおかしいだろ」
と夜久さんが零す
「ちょちょお嬢さんそんな大荷物1人で持ってきたの」
過保護発動の鉄朗にあれよこれよと荷物を持っていかれる
『疲れてると思って大量に差し入れ持ってきたの!』
まずはクーラーボックスを開ける
9月の終わりとはいえまだまだ暑い東京
そんな土地にいる彼らのためにアイスと半分凍っているスポドリ
それとは別に濡らすと冷えるタイプのタオル、冷却シートを複数個
プラスで糖分摂取のための某有名ドーナツ屋さんのドーナツ
「いやいやいやいや買い過ぎだって」
「大丈夫、Aの家金持ちだからこれぐらいじゃ微塵も影響ない」
「それはそう」
宮城から東京に来て思うもん
暑さが全然違う
熱中症対策は本当に大事だと思ったからこその差し入れ
『大量に差し入れ持ってきたので、代わりに偵察させてもらいます』
と、猫又監督に言えば快く許可してくれた
そりゃこんだけ賄賂あるんだからOKしてもらわなきゃ困るんだけどね
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ゆに(プロフ) - 紅さん» 光栄です!ありがとうございます! (3月16日 19時) (レス) id: 2aa08292b5 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2月28日 13時) (レス) @page5 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆに | 作成日時:2024年2月25日 17時