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ああああああ
ここどこーーーー???
ダンダンなってるところに行けばいいでしょとか浅はか過ぎた
だってバスケ部もそうじゃん
ダンダンしてるじゃん
完全迷子
どうしよう
5時だから一般生徒はとっくに下校してるし残ってるのは委員会とか部活の人たちのみ
とはいえこの時間なら終了してるところもないし
聞ける人がどこにもいない
「おやおや誰かと思えば」
ふいに背後から笑い声と聞きなじみのある声が聞こえる
『猫又監督!?!?』
猫又監督は私の手にもっている荷物をみて状況把握ができたみたいで
「さあ、一緒に行きましょうかね」
なんて言ってさっさと歩きだしてしまった
体育館の目の前まで着いてから猫又監督はまだ用事が残っていると言って去って行ってしまった
もしかして私のためにわざわざ案内してくれたのかな
昔と変わらず優しい人
さて、いざ体育館前に着いたとはいえどうやって入ろうか
なんの練習をしているの?
サーブ練とかしてたら扉開けられないし
ボールが床に落ちる音はしてるんだけどなぁ
なんてぐるぐる考えていてもしょうがない!とりあえず入ってみよう1
そう思い扉を開けようとした瞬間
目の前に大きな大きな身体が私に突進してくる
そのまま私は大きな身体の誰かに押し倒される
『いったぁ』
「すまん!悪い・・・っっ!?!?」
顔を見上げると、人間ってここまでなるんだってぐらい顔を真っ赤にした山本さんがいた
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ゆに(プロフ) - 紅さん» 光栄です!ありがとうございます! (3月16日 19時) (レス) id: 2aa08292b5 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2月28日 13時) (レス) @page5 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆに | 作成日時:2024年2月25日 17時