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しかし、確定で目が合ってるのが分かり切っている状態
逃げられるわけもなく
「ごめんねー今日はこの子と回る予定だからさ」
語尾に星がつく勢いで取り巻きの女の子たちに声をかけると私の方へ向かってくる
『私を巻き添えにしないでください及川さん』
「ごめんねぇ烏野のマネちゃん」
さらに人気のない場所へ移動すれば謝られる
『うちのお父さんとお母さんとお兄ちゃん呼びますよ』
「えっと・・・?」
私はとある人物たちにメッセージを送った
数分後、とんでもない爆音で大量の足音が私たちに向かって追いかけてくる
「三國!なにもされてないか?」
「三國ちゃんお母さんが来たよー」
『お父さん!お母さん!』
お父さんこと澤村先輩とお母さんこと菅先輩を筆頭とするバレー部の先輩をお呼び出ししました
「岩泉も呼んでおいた」
『有能すぎて草』
田中・西谷に威嚇され、岩泉さんに首根っこ掴まれて及川さんは退場した
時刻を見ればもう1日目は終わりの時間を迎えそう
自分の教室にたどり着いたとき、入り口部分に「完売」と書かれた札がかけてあった
『わ、完売したんだ』
「うん1時間ですぐになくなっちゃったんだ」
嬉しそうに話す武下くん
そりゃ自分家で作られたのが完売だったら嬉しいよね
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ゆに(プロフ) - 紅さん» 光栄です!ありがとうございます! (3月16日 19時) (レス) id: 2aa08292b5 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2月28日 13時) (レス) @page5 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆに | 作成日時:2024年2月25日 17時