【月刊少女野崎くん】2人の恋は間違っている【堀政行】 (ページ31)

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30話「大胆な・・・」ページ31

A「えーと・・・まずはお腹に力を入れて・・・」

こ、こうか・・・？

てか結構腹筋使うよな、これ

堀「お、そうそう。そんな感じだ」

よし、結構うまいぞ！

堀「よし、じゃあそのまま台詞言ってみろ」

A「王子！そんなこと・・・やめてください！」

おおおおお？！？！

さっきよりは全然いいんじゃないかっ？！

堀「よし、いいじゃねえか！！！このまま本番も頑張ろうぜ！！」

A「ありがとう！！先輩ｯ！！」

嬉しい・・・！

ちょっとレベルアップしたな！俺！！

堀「よし、このまま2人が言いあうところ練習しながら確認するぞ」

A「はい！」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

堀「『行かないでくれ！！姫！！』って言ったら、王子が姫にキスするんだ」

A「ほ～、わかりました」

これは俺らがキスするんだよな？

う～ん、人前でキスすると考えると

結構恥ずかしいことになるよな・・・

A「でも何で照れないんだろう、自分・・・」←

堀「それ疑問に思うことじゃないだろ・・・(苦笑」

A「えー、でもキスするなら少し照れた方が
　『あ、嬉しいのかな？』って相手は思うじゃん？」

堀「そういうもんなのか～？ま、俺らは俺らなりに頑張ろうぜ」

A「はーい」

まぁ練習はこれで終わりかな

ちょっとお茶飲むか・・・

堀「・・・A」

A「ん？どーしまｓ」

ﾁｭｯ

A「んんっ？！ふっ、ちょ、先輩？！どーしたんですか！」汗

堀「やっぱり照れないな、というより焦ってる」笑

え・・・？

A「実験、したんですか？」

堀「いや、別にそーゆーわけじゃない。ただしたくなっただけというか・・・？」

おおう・・・結構積極的だな・・・

堀「んー、まぁ本番で俺がAを照れさせられるくらい
　大胆なキスしたほうがいいのかもな！！」

A「え"えっ？！？！」

だ、大胆・・・？

堀「まぁ期待はしないでくれ・・・アドリブみたいな感じで行くから」笑

A「わ、わかりました・・・」