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わたしは休憩、ユンギはクラスの模擬店の手伝いに行った。
一人になったから、さっきユンジさんの写真を撮って以来ポケットに入れっぱなしだったスマホを取り出す。
ロック画面にはツイッターの通知が来てて。
開けば、一年の凄くかわいい子。ってそれだけは知ってるけど
話した事なんてないのにDMが来てて、首を捻りながらトーク画面を開く。
添付された写真を見て。凍りついた。
「ユンギ……？」
それはユンギとそのかわいい後輩ちゃんが一緒に映った写真で。
続けて送られて来たのは何度かわたしもお邪魔したことがあるユンギの部屋。ユンギがベッドに座ってスマホをいじってる姿が収められてる。
「何……？ これ……」
写真を見たら、それが今のユンギではなく。ずっと幼い頃の物だと分かる。
『突然すみません。一年のリ・ソユンっていいます。』
『率直に聞きますけど、ユンギ先輩と、付き合ってるんですか？』
心臓がいやにどきどきしてる。
ああ、やだ。何も知りたくない。
脳内にはユンギの顔がよぎって、ぎゅっと目を瞑る。
「はい。お付き合いさせてもらってます」
なんとか平静を装い、後輩相手に敬語で返事をしてしまう。
『あんまり聞きたくないかもですけど、私、ユンギ先輩と付き合ってました』
心が凍る。
そ、うだよ。ユンギはわたしと付き合う前から女の子にモテてたし、元カノがいないなんて、思ってなかった。
それでも凍てついた心はぴしぴしと音を立て始めて。
『ユンギ先輩が中学卒業した日に私、振られたんです。けど私、まだユンギ先輩のこと好きです。』
手汗がすごくて。頭がうまく働かなくて。
返信ができないでいるわたしとは裏腹に次々と送られてくる文面。
『今日、ユンギ先輩に告白します。
コソコソするの嫌だったので、宣言させてもらいました。』
心が砕けた。
「分かった。ちゃんと伝えてくれてありがとう」なんて強がってしまう。
ダメだと言えるほど、わたしは強くなかったし、あまりに端麗な容姿の彼女に優っていると思える自信もなかった。
ユンギ、あんなかわいい子と付き合ってたんだ。
アプリを閉じ、スリープボタンを押し暗転した画面に反射して映る自分の顔が心底嫌になる。
あぁ、苦しい。
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seajoongセジュン??(プロフ) - しろいさんの作品の中でこれが一番好きです (2018年6月27日 5時) (
レス) id: a43e5c801b (このIDを非表示/違反報告)
しろい(プロフ) - 沙羅さん» わぁー、嬉しいお言葉此方こそありがとうございます！ユンギさんを褒めていただけるのもきゅんとしたと言って頂けるのもほんとに嬉しいです！コメント感謝かんしゃです！ (2018年6月17日 12時) (レス) id: dd3b785299 (このIDを非表示/違反報告)
しろい(プロフ) - JIN君が大好きな人さん» こちらにもありがとうございますヽ(；▽；)ノユンギさんも読んで頂けて嬉しいです！ユンギさんの魅力を一ミリでも書き表せていればと思います、コメントほんとにありがとうございました！ (2018年6月17日 12時) (レス) id: dd3b785299 (このIDを非表示/違反報告)
しろい(プロフ) - Re:さん» Re:さん、こんにちはです、はじめまして！ほんとに、ユンジさんはいいです…。分かち合えて嬉しいです。それは流石に褒めてくれ過ぎです！恐縮過ぎます！嬉しすぎます！嬉しすぎるコメントありがとうございました、感謝かんしゃです。 (2018年6月17日 12時) (レス) id: dd3b785299 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - コメント失礼します。本当に最高でした。短いのにしっかりまとまってて、そんでもってユンギが最高でした。、もーずっときゅんきゅんしてました。ありがとうございました。、 (2018年6月16日 19時) (レス) id: e209204b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろい
| 作成日時：2018年6月16日 12時
