看病boy短編集 part2

長妻怜央　特別ver ページ3

怜央side


いつも通り、謙太郎と体育へ向かう。



まあ、あっという間に女子に囲まれちゃって
俺だけ先に体育館へ向かうことになったんだけどね。




チャイムが鳴り、女子達と謙太郎がぞくぞく入ってくる。
ホントに、俺って心せまいよね？



今の俺の顔、嫉妬でヤバイことになってるよ、多分。




授業が始まる。


何か、嫌な予感するんだけど俺だけ？




「ちょっと！大丈夫？Aちゃん！」



はーい、予感当たったー笑。



いい声じゃなかったけどね？



声のする方へ向かうと
明らかに足を痛めてる女子。


すぐに駆けつける。



確か、名前はAさんだったよね？



「ごめん、どいてー。

Aさん、大丈夫かな？

　あー、腫れてるな。嫌かもしんないけど背中のって？」





あー、このおんぶ。
謙太郎がやったら、キャー！ってなるよね。



・・・いっつも、謙太郎と自分を比較しちゃってるわ笑

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