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105. ページ7

外もだんだんと暗くなり、私は帰る支度をしていた。

「ねえねえ、安室さんが終わるまで探偵事務所で一緒に待ってようよ。」

『え?でも今日も安室さん遅いんじゃないかな?』

「実はさっきポアロで会ったんだけど、今日は早く帰るって言ってたよ。」

『そうなの?でも…』

首を傾げて悩んでいると、コナン君が近くに寄って来て何やら言いたそうにしていたので、その場にしゃがみこんだ。

「今日、公安の仕事は休むって言ってたよ。だから、ポアロが終わったらそのまま帰るって。」

コナン君が耳元で囁き、ぱっと顔を離すとニコニコと笑っていた。

「ね?」

『分かったよ。お世話になります。』





博士のビートルで探偵事務所まで送ってもらい、お礼を言って車から降りる。



「先に安室さんに探偵事務所にいるって伝えておこう。」

『それもそうね。』



ポアロのドアを開けると、奥の席でテーブルを拭いている零くんの後ろ姿が見えた。

「いらっしゃいま…あ。」

「えへへー。連れて来ちゃったー。」

「あら?コナン君にAさん。こんにちは。」

『どうも…忙しいところすみません。』

キョトンとした顔をした零くんにニコニコ笑顔での梓さんが出迎えてくれた。





「え?この後探偵事務所にいるって?」

カウンターでコーヒーを出してもらい、零くんはコナン君の話を右隣で聞いていた。

私もコナン君の左隣に座り、ちゃっかりコーヒーを頂く。

「うん、その方が安心でしょ。」

「まあ、確かにそうだね。じゃあそうしてもらうよ。」

「もう少ししたら行って待ってるから。」

「それにしてもあの後すぐにAさんに連絡してくれたんだね。さすがコナン君だ。」

「こういう時って1人だと色々考えて不安になっちゃうもんね。」

『本当、コナン君のおかげでだいぶ気が楽になったよ。警察の事情聴取も佐藤刑事が担当してくれて、すごく親身になってくれたしね。』

「へぇ。事情聴取、佐藤刑事だったんだね。」

『うん。帰りもわざわざ送ってくれて、高木刑事が私の車運転してってくれたんだ。』

「へえ、そんなことが。」

コナン君の隣に座っていた零くんがこちらを向き、話に入って来た。

『ええ、まあ。』

LINEじゃそこまで話せないし。

てか返信くれなかったの自分じゃん。

まあ忙しかったんだろうけども。

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まゆたろう(プロフ) - n.uさん» ありがとうございます(^^)誤字ありましたね、申し訳ないです。ただいま訂正しました!あと少しですが、お楽しみいただければ嬉しいです。 (2018年9月27日 17時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 更新楽しみにしています。146.に誤字が見受けられます。毛利さんの台詞「○○ちゃんを流せたら」ではなく、「○○ちゃんを泣かせたら」ではないでしょうか? (2018年9月25日 7時) (レス) id: a82032a9c1 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» いえいえ(^^)そう言っていただけて良かったです!また何かあればお気軽にコメントくださいね♪ (2018年8月29日 18時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶桜 - まゆたろうさん» おぉっ!入り方が上手いですね!自然で分かりやすいです!リクを叶えてくれてありがとうごさいます! (2018年8月29日 14時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆたろう(プロフ) - 紫蝶桜さん» 書いてみましたが、いかがでしょうか?まだ途中ですが、入りはこんな感じにしてみました! (2018年8月24日 23時) (レス) id: 1019147dc2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆたろう | 作成日時:2018年7月29日 1時

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