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屋上の扉を閉めて、階段を駆け下りると
ちょうどヨンア教頭に会った
…ホントだ、めっちゃ怖い顔してる。
ぼんやりとそんなことを思う
ヨンア教頭に連れられて数学準備室に入る
そっか、ヨンア教頭も数学担当だっけ。
だからここを選ぶのは分からなくもないけど
ここはユンギオッパが使っていた部屋でもあるんだよ…
YN「…ミン先生との関係は本当なの？」
『…いえ』
YN「何ですって？」
『ミン先生と私が付き合ってる？そんな訳ない』
驚いた顔をして、それからまた険しい顔で「口を慎みなさい」と怒られた。
ごめんね、オッパ。
嘘つくね。
嘘は何よりもよくないけれど、
オッパがいなくなるよりマシだから。
『ミン先生は私の兄の友達なんで』
YN「…兄、ね」
ヨンア教頭は頬杖をついて考え込む。
何を考えているのか分からないヨンア教頭を
ぼんやりと見つめてユンギ先生のことを考える。
…オッパ、わたしは大丈夫だからね。
YN「…ミン先生については今日処分が決まるそうよ」
『何も、していないのに？』
YN「保護者からも批判が殺到しているから何らかの処分はミン先生も考えているでしょうよ」
『…そう、なんですか』
YN「どちらにせよ、ミン先生は」
『……ミン先生は？』
変な所で言葉を切ったヨンア教頭の復唱をして
次の言葉を待つと、ヨンア教頭は目を逸らした
YN「いえ、あなたは今日は帰りなさい」
『ミン先生は何なんですか』
YN「何でもないって言っているでしょう！」
…早く帰りなさい。校門まで見送るわ。
有無を言わさないその声に
私は黙って従うしかなかった。
ヨンア教頭に連れられて校門まで行くと
ホソクオッパが立っていた
『オッパ』
HS「おかえり〜」
『…ただいま』
YN「あなたがチョンさんのお兄さんですね」
HS「そうです、妹がお世話になってます」
ニコニコと表情を崩さないオッパに
ヨンア教頭は何かを口に出そうとしてやめた
きっと、
ホソクオッパとユンギオッパの関係性について聞こうとしたんだろうな
HS「A、帰ろう」
『あ、うん』
HS「では失礼します」
YN「あ…」
ヨンア教頭が口を挟む隙なんてないくらい早く
脇に止めてあった車に私を押し込んだ
そしてホソクオッパ自身も運転席に乗り込む
HS「お疲れ様だね〜」
『…ごめんね、オッパ』
HS「どうしてAが謝るの？」
『仕事中だったでしょ』
HS「ユンギヒョンに頼まれたから」
…え？
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caratちゃん(プロフ) - 続きがきになるぅ笑るぅはんとか出してくれるあたり好き (2019年8月11日 20時) (
レス) id: 7fca833944 (このIDを非表示/違反報告)
名無し24407号(プロフ) - 続きはどうでしょうか・・・一気に読んだので、続き気になります…最終話からかなり経ってるし…読めないかな… (2019年7月17日 18時) (レス) id: 6ceee168e8 (このIDを非表示/違反報告)
蓬(プロフ) - ゆぅにゃむさん» 早速読ませていただきました！修正ありがとうございます！ (2018年4月3日 23時) (レス) id: c78f3d5d68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅにゃむ(プロフ) - 蓬さん» 蓬さん、初めまして！本当ですね、ありがとうございますTT本当に申し訳ないです、今から修正致しますTT (2018年4月3日 23時) (レス) id: 71b3ec49cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅにゃむ(プロフ) - あがしおんさん» あがしおんさん、初めまして！ありがとうございますTT頑張りますね！お返事遅くなりすみませんでした… (2018年4月3日 23時) (レス) id: 71b3ec49cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅにゃむ | 作成日時：2018年3月9日 19時
