８１話 ページ31
逃げるようにマンションに帰って
セキュリティを開けて家に入ろうとする。
エレベーターから出て足を止めた。
｢…え？ジョングク、君？｣
JK｢ヌナ、遅いですよ｣
家の前で座り込んでたのはジョングク君。
立ち上がって微笑むその顔に思わず息を呑んだ。
｢な、なんでセキュリティあるのに入れるの｣
JK｢…会いたいって気持ちがあったらどこにでも入れるんですよ｣
｢もう…からかわないで｣
JK｢からかってませんよ？｣
いきなり手首を掴まれてドアに押し付けられた。
こんなに可愛い顔して…男なんだ
逃げ出そうとしても逃げ出せない。
怖 い 、
そう思った時力は緩んでいた。
SG｢ジョングギ｣
何事もなかったかのように私の手首にかかっていた力がなくなっていて。
ユンギオッパがわたしの手首を緩く掴んでジョングク君を睨んでいた。
SG｢お前、セキュリティ開けて人の家の前で女押し付けてたら犯罪だぞ｣
薄く笑ってジョングク君は私から離れる。
JK｢やっぱり、付き合ってたんですか｣
SG｢…あ？｣
JK｢そんなの、先生こそバレたらクビですね｣
くりくりとした目を瞬かせてユンギオッパと私を交互に見つめる。
答えられないユンギオッパに気分がいいと言わんばかりに言葉を続けた
JK｢いいこと考えた、先生。｣
SG｢…んだよ？｣
JK｢僕にAちゃんをくれないなら、2人が付き合ってることばらそうかな｣
SG｢…っ｣
小さく息を詰める音がして
わたしとオッパ…、……ううん、生徒と先生がどれだけ許されないことか思い直す。
冷や汗が吹き出す。
ジョングク君のところへ行けばユンギオッパは守られる。
私がいかなかったら？
私も、オッパも、学校にいられない…
どちらにせよ、オッパと離れなきゃならない。
それなら答えは決まっているでしょオッパ。
こんな選択肢、一つしか選べないじゃない。
｢オッパ、別れよう…ジョングク君のとこに行く｣
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cherry?(プロフ) - 更新楽しみにしてます\^^/ (2017年6月26日 0時) (
レス) id: 40034c1cbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅにゃむ(プロフ) - すゆんさん» すゆん様コメントありがとうございます！お返事遅くなってしまいすみません！是非是非楽しんで頂けると幸いです！ (2016年9月16日 21時) (レス) id: 31ad78c39e (このIDを非表示/違反報告)
すゆん(プロフ) - 更新待ってました！！ありがとうございます！ (2016年9月12日 21時) (レス) id: e66bf3a25b (このIDを非表示/違反報告)
すゆん(プロフ) - 初めまして！今日この作品見つけて最初っから全部見ました！！更新楽しみにしています！ (2016年9月4日 2時) (レス) id: e66bf3a25b (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅにゃむ(プロフ) - Glass lilyさん» ほんとですか！？嬉しいです！頑張ります！！！ (2016年3月23日 9時) (レス) id: 49097a7f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅにゃむ | 作成日時：2016年2月24日 18時
