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72話 ページ22

カトクを開いて、閉じて

また開いては閉じての繰り返し。

オッパが怒る理由が分からない。

嫉妬?

…そんなわけないか。

とりあえずご飯作ろ…

そう思って冷蔵庫を開けて目を疑う。


「いつの間にこんなに食材使ったっけ!?」


空っぽに近い冷蔵庫。

卵もないし、魚も肉もないし…

仕方ない、近所のスーパーにでも行くか。


そんなわけで十数分ほど歩いて着いたスーパー。

客はもう少なくて店員さんもスーパーを閉める準備を始めている。

よかった、早めに冷蔵庫開けて。


「とりあえず作り溜めできるチキンカレーを作ろうかな」


チキンを手に取りぼそっと呟くと自然に笑みが漏れる。

TE『オンマの作ったご飯美味しい!』

YG『…んま、』

テオくんとユンギオッパと過ごした記憶がフラッシュバックしてチキンを落とす。

っ、会いたくて仕方なくなる

2人にまたご飯を作りたい

拾わなきゃ、そう手を伸ばしたとき、綺麗な手が先にチキンを拾った。


「お客様、大丈夫ですか?」

「す、すみませ…っ、ジミン…くん?」

JM「へ?あ、Aちゃん!」

「ここで働いてたんだ」

JM「そうだよ〜」


こんばんは、とジミン君は糸のような目を私に向けて笑う。

チキンを無事渡してもらったけど、何故か二人ともその場から動けないでいる。

なんか、緊張、するんだけど…


JM「…一人で、来たの?」

「へぁ!?う、うん!そう!そう!」

JM「元気だね(笑)でも夜だから危ないじゃん」

「でも近いよ?」

JM「夜の怖さを舐めてる女の子にはお仕置き」


ぐいっと引っ張られてジミン君の方に倒れ込む。

ジミン君を見上げようとしたとき

おでこに、キスをしてきた


「なななな、ジミン、くん」

JM「…もうすぐ帰れるから商品買ったら表で待ってて、送ってくよ」

「え、近いからいいーー ー」


言いかけてやめる。

ジョングクくんの『こういうときは男にかっこつけさせてください』という声を思い出して。

素直に送ってもらったほうがいいのかな…

いやでもさっきおでこにキスしてきたし

意外とジミン君って危ない … ?

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cherry?(プロフ) - 更新楽しみにしてます\^^/ (2017年6月26日 0時) (レス) id: 40034c1cbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅにゃむ(プロフ) - すゆんさん» すゆん様コメントありがとうございます!お返事遅くなってしまいすみません!是非是非楽しんで頂けると幸いです! (2016年9月16日 21時) (レス) id: 31ad78c39e (このIDを非表示/違反報告)
すゆん(プロフ) - 更新待ってました!!ありがとうございます! (2016年9月12日 21時) (レス) id: e66bf3a25b (このIDを非表示/違反報告)
すゆん(プロフ) - 初めまして!今日この作品見つけて最初っから全部見ました!!更新楽しみにしています! (2016年9月4日 2時) (レス) id: e66bf3a25b (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅにゃむ(プロフ) - Glass lilyさん» ほんとですか!?嬉しいです!頑張ります!!! (2016年3月23日 9時) (レス) id: 49097a7f64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆぅにゃむ | 作成日時:2016年2月24日 18時

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