７０話 YG ページ20
ハァ
何度目の溜息だろうか。
止むことがない溜息にまた溜息がでる。
俺はあいつよりどれだけ年上なんだよ。
なのに全くと言っていいほど余裕がない。
あいつをオレのものにしたくて
でも理性が切れてしまいそうで
教師と生徒という称号が邪魔をして手が出せない。
SJ｢ユンギ、落ち着いた？｣
｢え？ジンヒョン…？｣
SJ｢あんまり痴話喧嘩を学校でするのはどうかと思うよ、俺以外の先生や生徒に聞こえてたらどうするつもりなの｣
ヒョン、あんたは俺のオンマか。
そんな突っ込みもする気力がない。
SJ｢送っていったよ、流石に遅いから｣
SG｢ありがとう｣
SJ｢Aちゃんオッパに謝ってくれってずっと言ってたよ｣
ジンヒョンの言葉で頭が冷えた。
俺は、あいつに何を背負わせてたんだ。
SJ｢ユンギはいつもヌナとしか付き合ってなかったからねえ、年下舐めすぎてる｣
立派な女の子だよ、Aちゃん。
そう言って勝手に作ったコーヒーを啜って笑ったジンヒョン。
分かってるつもりだよ、あいつが立派な女ってことくらい。
俺が突き放したって、周りに俺より恰好いい男共が群がってたって
それでも俺を選んだ女。
バカで一途で、
SG｢…どうすればいいのか分かんねぇよ｣
自分でも分かるほど弱々しい声が出た。
らしくねぇな、俺。
ジンヒョンは驚いた顔をして困ったように話し出す。
SJ｢沢山の男から狙われてるって気づいてないなら教えようとも思わなかったけど…｣
SG｢知ってる、それくらい｣
SJ｢みたいだね、うちのクラスのジミンに、…ジョングク。｣
SG｢ジョングクのことはホソクに聞いた。｣
SJ｢厄介になるよ…ジョングクが絡んできたとなると｣
あぁ。
相槌を打ってジンヒョンを見る。
このヒョンはパク・ジミンやジョングクの話がしたい訳じゃない筈だ。
SJ｢…じゃあ俺が｣
SJ｢俺がAちゃんを好きだって言ったらお前はどうする？｣
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cherry?(プロフ) - 更新楽しみにしてます\^^/ (2017年6月26日 0時) (
レス) id: 40034c1cbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅにゃむ(プロフ) - すゆんさん» すゆん様コメントありがとうございます！お返事遅くなってしまいすみません！是非是非楽しんで頂けると幸いです！ (2016年9月16日 21時) (レス) id: 31ad78c39e (このIDを非表示/違反報告)
すゆん(プロフ) - 更新待ってました！！ありがとうございます！ (2016年9月12日 21時) (レス) id: e66bf3a25b (このIDを非表示/違反報告)
すゆん(プロフ) - 初めまして！今日この作品見つけて最初っから全部見ました！！更新楽しみにしています！ (2016年9月4日 2時) (レス) id: e66bf3a25b (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅにゃむ(プロフ) - Glass lilyさん» ほんとですか！？嬉しいです！頑張ります！！！ (2016年3月23日 9時) (レス) id: 49097a7f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅにゃむ | 作成日時：2016年2月24日 18時
