優しいあなたに拾われて２ (ページ13)

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北「高地なら絶対パンツスタイルかな
　ひらひらスカートって感じじゃないよ
　まぁ、夜の営みの時は別だけどね」

『(夜)…』

残念ながら私には縁のない話だと思う。
…私のポジションは犬なので(違う)

北「ジーンズとか、スキニーとか。
　Aちゃんは問題なく似合うし、

　高地がバイクに乗せてくれるかも！」

『あ、一度乗せていただきました』

北「えぇ？！！マジでっ？！」

何故か松村さんがテンションあげあげになった。

北「車はまだしもバイクでしょ？それはヤバイわ！
　もう完璧だよ君たち！」

『…完璧、ですか…』

でもよくよく考えたら
車があるのにバイクに乗せてくれたんだなぁ。

北「高地やるなぁ。どこでワザ覚えてきたんだ」

『…ワザ？』

北「あぁ、こっちの話！
　それなら尚更！とりあえずスキニーからね

　これとか、これとかもいいね！」

彼はキラキラした顔で
どんどん候補を決めていく。

そして何本かの
スキニーなどのボトムスをを持ってきて

それを渡してくれたかと思うと

松村さんは私をポイっと試着室に放り込んだ。

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