優しいあなたに拾われて２ (ページ2)

今日:4 hit、昨日:66 hit、合計:147,849 hit

51* ページ2

.

結局、高地さんにお金をいただいてしまって
しかも多めに渡されてしまった。

「次からはちゃんと引き出しの使ってね」

笑顔でそう言う高地さん。

なんか、本当に申し訳ない。

―――私、完全にただの居候だなぁ…

『えっと、ご飯は追加で炊くと
　時間かかるので
　和食と洋食混ざっても大丈夫ですか？』

樹&京「「全然オッケー！！」」

仲良く声を揃えて言う2人を微笑ましく思いながら

高地さんが帰ってくる前に作っておいた
アジの南蛮漬けを端に置いて

早速料理を作り始めることにした。

『京本さん、
　トマトいただいてもいいですか？』

京「もちろん！俺トマト大好きだから
　ますます楽しみになっちゃう」

持ってきてくれたばかりのトマトは
食パンの上にカットして乗せて
マヨネーズやチーズ、ツナを乗せてトマトトーストに。

トーストを焼く間にパスタを茹でて
キャベツと玉ねぎ、ウインナーを炒め
バター醤油パスタを山盛りでお皿に乗せた。

樹「え、マジ早くね？凄すぎなんですけど」

京「とりあえずこーち羨ましい」

高「…俺も驚いてる」

2人分だったサラダやお味噌汁も増量して
炊いてあったご飯も塩をふり小さく握っておいた

高地さんが折りたたみテーブルを
持ってきてくれたので
無事に全部並べることができた。

京「おいしそー♪」

樹「きょも。つまみ食いしないの」

京「バレた？」

京本さんはパスタのウインナーを
パクッと口に入れてご機嫌そうだ。

.