淡い花の約束

小さなつぼみ ⒍ ページ47

【side 冴】


*遡ること24時間前______.



「いくぞ」


オレはAにそう言って手を取った、、






はずだったが。






予想外の展開だ。






「おい ここどこだよ。」




オレは確かに 步澤 ルリナ に手を引っ張られ、











そっから何があった？？











コイツはオレに睡眠液を盛ったな。







確か。


歩澤:少しでいいから、、話聞いてよ、




「手短に話せ。オレは急いでいる。せっかくの時間を邪魔するな。」



步澤:だ、、だよね、、！
　

　 えとね、！昨日！塩こぶ茶飲みたいって言ってたやん？！持ってきたよ！約束してたやんねっ！？
ぁの、ちょっとでいいから！！！

　 味見っ！してよ！








ここからだ。





まんまとやられた。



そして、ここはどこだ






隣には步澤がいた





なぜ裸？？？







俺もこいつも。







は？？？？？？？？？？？？？






何もしてないはずだ。


「おい いい加減にしろ 今すぐ殺してもいいぞ」




步澤: そ、、そんなこと言わないで〜〜何もしてないよ！
　 暑そうだったから！脱がしてあげただけ！



「これ以上嘘をつくな」


步澤:……
　 ねぇ。あの子誰なの？！！私……知らないよ、
あの子は良くて、、私はダメなの？







步澤ルリナ は日本人とスペイン人のハーフだ

たかがサッカーが少し上手い…だけ。

たかが、髪の毛が、アイツと似ているだけ、、

そして声もほんの少し似てるくらいだ。

雰囲気も何もかも、たったの少し似てただけだ。


俺のどうしようもない不安を満たしてくれただけの存在だ

こいつ自身は好みじゃない。


「もうお前はいらない。 でも少しは感謝してる
じゃぁな」

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