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彼女の意味不明な発言にキョトンとする私。
ふふっと笑うと、
ナラ「はーにっ！」
彼の隣に行き、ふたりは腕を組む。
周りのジスハンのファンの子達が黄色い悲鳴をあげる。笑
必然的に私の隣にはジスが。
ジス「作戦決行か！よしよし^^*」
「ジスまで！作戦って何なの？！」
私がそう言うとこっそり耳打ちしてきた。
息がかかるくらいの距離。
いやいや、近いよ！！
「「キャーー！」」
またも黄色い声。
これじゃあジスと私、ナラたちみたいじゃん笑笑
ジス「わかった？だから今からは俺に合わせてよ？」
「んー、わかった。」
Aのためなんだからって微笑むジス。
まぁそりゃあそうだけど…
気付けばどんどん遠ざかっていくナラたち。
ジス「よし！行こ？」
そう言うと、ジスは手と手をを絡ませてきた。
「「キャー！！ジスさんとAさんってお付き合いしてるの？！」」
あぁ〜いくら作戦だからといっても、
スニョン以外の男と手を繋ぐなんて…
しかも変な事言われてるし〜(＞＜)
スニョンのいる教室の前を通る。
クラスのみんなが見てる中、さらに私との距離を詰めてくるジス。
あくまでカップルを装って。
その中でしっかりとスニョンもこっちを見ていた。
JS「…ちゃんと言うんだよ。」
ぼそっと私に聞こえるだけの声で言う。
分かってるよ！もう〜！
「「スニョン！またね〜^^*」」
明るく、元気に手を振って。
うまく笑えてたかな？
HS「…A？」
そう呟く、彼の声なんて私には届かなくて。
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そのまま、みんなが見えなくなるまでジスとしっかり手を繋いでいた。
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作者名：ナリン | 作成日時：2017年2月21日 23時
