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気分はだいぶ良くなって、
体育の授業に戻れそうだけど…
JN「もう少し安静にしていよう。ね？」
彼の言う通りまだ横になっていることにした。
「ジュンくんは授業戻らなくていいの？」
JN「いいよ笑 フットサル、あまり得意じゃないし。」
「そっか。」
まだジュンくんと一緒にいられる＿＿＿＿＿
そう考えただけで嬉しかった。
そして、しばらく話していると授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。
「もうそろそろ、教室戻らなきゃ。」
ベッドのサクに手を掛ける。
JN「まだ戻らなくてさ、散歩しない？？」
えっ？
JN「ほら、外見て。すっごく天気いい^^」
ほんとだ。
今日は久しぶりに天気がいい。
「行きたい！」
ベッドから降りようとしたら、足がふらついてしまって、
JN「あっ、！ 大丈夫？」
とっさに手を差し伸べてくれた。
視線が近くて、今のあたし、絶対に顔赤い！
男性の免疫ZEROな私はこれだけで、もう緊張しちゃうの…
.
「やっぱりここが一番気持ちいいよね〜」
来たのは、あの渡り廊下。
そう、ジュンくんが私にティントを渡してくれた場所。
JN「あのリップ、大切なものだった？」
「ん？…あ〜ティントのこと！」
JN「あれ、ティントっていうの？」
「そうだよ笑 限定商品だったの。」
JN「やっぱり大切なものだったんだ。
あとさ、リップとティントって何が違うの？」
「違い…、リップは保湿するもので、
ティントは唇に色を浸透させるもの？かな！
私も詳しくはわからないけど笑 」
JN「難しい…。でも女の子って楽しそうだね〜」
「たくさんお洒落できるし楽しいよ！
ちょっと怖い世界だけど…ふふっ^^」
JN「なに〜笑 最後の笑い！」
笑いながら、こちらを見下ろす。
近い近い…。
「女の子は色々あるのよ笑」
そして、私は彼を見上げる。
あまりの身長差。
JN「ははっ^^」
少し高い位置にある手すりに腕を置いて、顎を乗せる彼。
そして、体育服が萌え袖になっている。
ジュンくんと話してると、体の真ん中が熱くなるな。
JN「あのさ、」
ちょっとの沈黙を彼が破った。
「ん？」
JN「こうしてる時間。なんかいいね。」
「そうだね！天気もいいし〜^^」
JN「そういう事じゃなくて…」
「え？」
語尾が聞こえなくて、聞き返した。
JN「俺は＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
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作者名：ナリン | 作成日時：2017年2月21日 23時
