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「“俺”の宮へ、ようこそ。」


『……俺の?』




私が今、無理矢理連れてこさせられたのは第二皇子の宮…なはず。

ここは後宮ではなく皇帝や第二皇子が住む宮殿だから。



「?さっき伝えただろ、第二皇子の世話係って」


『その第二皇子が見当たらないのですが…』


「だから!俺!!」


『………は?!』



この…いかにも遊んでそうな頭空っぽです!みたいな目の前の男が皇子?

なんの冗談だ。笑えない。



JK「言いたいことも考えてることもわかりますが…残念ながら目の前のお方が貴方の君主になります。」



『………これまでの御無礼をお許しください、』



「うんうん、許そう。」



ムカつく…こんなやつのお世話係なんて。



「お前は俺のものなんだよ、俺が捨てるまではね。」


『じゃあ…さっさと捨ててください。』


「気に入ったものは中々手放さないから、どうかな。」



JK「諦めてください…誰も智旻様から逃げられないので。」




私はこれから柾國さんとこの暴君に仕えなければならなくなった。




後宮での平和な暮らしがこの日に終わった。


そして、新たに目まぐるしいほどの忙しい日常と感情が私を襲うなんて思いもしなかった。


私の人生のシナリオに皇子に仕えるなんてお話はなかったのに。


「A〜玧其のところにこれ持っていって。ついでに泰亨が暇そうだったら連れてきて」


『御意。』


「…そしたらご褒美あげる。」


『いりません…触らないでください。』


「…やっぱり肉がほしい」


『(聞こえない聞こえない、私は何も聞いてない)』




世話係と君主の攻防はまだまだ始まったばかりだ。

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くぅ(プロフ) - ベルさん» 糖尿病?!それは大変だ!でも…まだまだお砂糖ドバドバ入れちゃいます笑 (2021年6月22日 13時) (レス) id: 6fd27a7d59 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 誰ですか!?こんなにユンギさんに砂糖をいれたのは!糖尿病で死にそうなんですが!? (2021年6月22日 4時) (レス) id: d0f14da1b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くぅ | 作成日時:2021年6月20日 20時

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